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代替医療はホントに効果があるのか?

代替医療と言っても、範囲が広いですが、私はもちろん代替医療のすごい効果をいやというほど見て来てますし、私自身も代替医療側です。

「代替医療」ってネーミングに誰がしたんだって言うのには、腹立ちます。(笑) 別に西洋医療が本流でもないのに。

こんなタイトルになったのは、こんな本があるからです。

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色々な代替医療を、本当に効果があるのか?というポイントで、リサーチを重ねて書いています。

このサイモン・シンという人は、ジャーナリストなので、めちゃくちゃ文章力が高いです。

この人の本で断トツ面白いのは、

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これです。

バチクソ面白いです!!!難しい数学の話を簡単にわかるように書いているのですが、数字から神秘が見えて、得体のしれない感動を味わいます。400年、一つの問題に対して、取り組んできた数学者たちの挑戦記とも言えます。

話を戻して、代替医療です。

大昔に読んだので、細かいことを忘れましたが、印象に残っているのは、「鍼灸が効果があるのか?」という章です。

現代医学では効果があるかどうかを判別するには、プラセボ効果を排除するために、ダブルブラインドテスト(二重盲検検査)をします。

すなわち、本物の薬と偽薬を飲んで、本物の薬の方が効果があれば、プラセボ効果ではない作用があると判定できる訳です。

そこで、難しいのが鍼灸の効果測定です。
偽薬に当たる対象群を、どういう検査にするのかが非常に難しい。
刺さなかったらバレてしまうし、刺したら偽薬にならないからです。

この課題を学者たちが試行錯誤しながら進めていくわけですが、結論的には、「鍼灸は若干の痛みの緩和くらいにしか効果がない」となっていました。

いやいや、この結果こそ学者たちのバイアスが入り過ぎてる気がします。やっぱりエビデンスなんてあまり信用できないですね。

実際に、先日も、知り合いの鍼灸院で針を1本打ってもらいましたが、それだけで、腰の曲がり方が、ビフォアアフターで全然変わります。特にどうなるという結論はあらかじめ聞いてないのでプラセボはあまり入っていません。

メカニズム的にも、電気的な氣の流れは解消されるのは、理論上もわかるので、何か影響が出ない方がおかしいと言った感じです。

私の経験上、代替医療として長年、認知されているもので、効果が出ないものはないです。
人間は、効果がないものを、大多数の人が長年信じるほどバカではありません。今の人は昔の人の方が愚かだったと考えがちですが、私は今の人の方が頭で考えすぎて、直観力が落ちてしまったように感じます。

古くから人間が信じてきた治療は、逆に素晴らしいものが多い。圧倒的な数の治験とジャッジを潜り抜けて、いまもまだ残っているのですから、「効果がない」となる方が不可解でしょう。

ネーミングは重要なので、まずは「代替医療」という言葉を変えていきたいですね。

東洋医学と西洋医学という分け方も私的にはあまりです。足したらすべてになる訳でもないですし、どちらも得意ゾーン、不得意ゾーンがあります。

人類にとって、正しい医療は一つであり、その真の医療がすべての人間に恩恵を与えられるわけですので、ひとつの「地球医療」というようなものを、人類が助けあって作っていくのがベストの形だと思います。


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