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ノーベル平和賞に学ぶ、「平和の作り方」

アルフレッドノーベルの遺言により、「ノーベル平和賞」のみ、スウェーデンでなくノルウェーで授与式が行われます。スウェーデンとノルウェーの和解と平和を祈念しているそうです。

そのためオスロには、ノーベル平和センターという建物があります。
そこには、「平和の作り方」という展示があります。

大切なのは、オランダでも学んだ、
「対話」です。

なんども言います。
「対話」が問題解決のためには、基本です。

人類は歴史上、様々な紛争を解決してきましたが、用いてきた手段は、「対話」なのです。

そして、対話の8原則は下記です。

訳すとこんな感じです。

これは、何も国同士の問題に限った話はありません。

夫婦間の問題、家族間の問題、学校や会社との問題、問題解決の手段としては、「対話」が基本なのです。

日本人はとかく、問題があると「対話」を避け、我慢をしがちです。そして、愚痴に逃げる。

問題解決という観点で見れば、これは一番の悪手です。
愚痴は、問題解決を一番遠ざけます!

フラストレーションのエネルギーを愚痴に変換してしまうと、「対話」をするエネルギーが削がれてしまうのです。

何か問題が起こったら、
「本人と対話」

これは日本人が一番身につけないといけないスキルでしょう。
人は意見が違うのが当たり前です。

説得するためでもなく、怒りをぶつけるのでもなく、意見の違い、価値観の違いを確認するためにも、まず「対話」をするのです。
最初は勇気がいりますが、なんでも訓練です。

そのうち、上手に対話ができるようになってきます。自分もこの言葉を肝に銘じて生きていきたいと思います。

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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