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あなたは会社でバリバリ仕事をしています。
そのときに、突然、強盗が入ってきました。あなたはどうしますか?

そのまま、淡々と仕事を続けるでしょうか?

恐らく、ほぼすべての方は、仕事を止め、机の下に隠れたり、身を守る行動を取ると思います。
仕事してる場合じゃないですよね。

これと同じことが、細胞レベル、ミトコンドリアレベルで起きているというお話です。

細胞学用語では、「細胞危険応答(Cell Danger Response,CDR)」と呼ばれています。

要するに、外部から危険が訪れると、細胞や、ミトコンドリアは、いままでの仕事をすべて止めてしまい、身を守る行動を取ります。

 ミトコンドリアのATPエネルギーの生産が、3分間も止まれば人間は死んでしまいますが、危険があると、ミトコンドリアはその大切な仕事も止めてしまうのです。

細胞やミトコンドリアに取っての危険なものは、

1,生物学的ストレス:ウイルス、バクテリア、真菌、寄生虫
2,身体的ストレス:熱、塩、pHショック、UV、電離放射線
3,有害重金属:鉛、水銀、カドミウム、ヒ素、ニッケルなど
4,有毒化学物質:農薬、保存料、合成化学物質などの添加物
5,心理的トラウマ

などです。

これら毒素と接することで、細胞やミトコンドリアは、自身を守ろうとします。
毒素が強すぎる時には、細胞やミトコンドリアは、傷を負い、多くは死んでしまうことでしょう。

「体内毒素」は分解して無毒化されるか、体内から排出されない限り、ずっとこのように細胞や組織の働きを弱め、破壊していくのです。

これが、健康のためには、まず「デトックス」を最初にやらなければいけない理由です。

どんなに良いものを食べても、どんなにエネルギー生産に寄与する行動をしても、「毒素」にはすべてを台無しにするパワーがあるのです。

現代の生活では、体内に毒素が溜まらない生活をするのはほぼ不可能です。
だからこそ、定期的に、「デトックス」をするのが、病気予防、病気改善の秘訣となります。

ただ、人間には、生まれつきの「デトックス」機能があります。だから、毒素摂取に関して神経質になる必要はありません。
「毒を入れてはいけない」という「ストレス」こそが、一番の毒素でもありますから。


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