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ビジネスの礼儀として、心得ておきたいこと

今の職場に勤務するようになり、仲間とともに5年が経ちました。
新たに新しい仲間も増え、先輩上司に話しかけるタイミングについて、最近感じたことがあったので、ブログに書きとどめようと思いました。。。

先輩上司に話しかけるタイミングについて

先輩や上司に声をかけるタイミングって、気にされたことってありますか?
「ちょっといいですか?」と、自分のタイミングで声をかけていませんか?

ちゃんと断りの声掛けしてて、いきなり話しかけてるわけじゃないから礼儀正しくていいと思うかもしれません。
話しかけられた側も、よほど自分が忙しくない限りは、きっと快く受け入れてくれると思います。

しかし、話しかけた人は、自分のタイミングで声をかけていることに気が付いているでしょうか? 話しかけられた人は、いったん自分の作業の手を止めて、その対応をしてくれていることに気が付いていますか?

それのどこが悪いの?と思いがちですが、要するに話しかけた相手の作業時間を奪っているのです。いったん作業を中断した場合、元の作業に戻るまでの時間に23分掛かるというデータもあります。

聞けばすぐに答えてくれるから。聞いた方が早いから。と、自分で考えることもせずに、相手の時間を奪っているのです。
聞く側は作業がはかどるかもしれませんが、聞かれる側は自分のペースを乱されるわけです。

先輩、上司に声をかける前に、いったん思いとどまって考えてみましょう。

◎まずは自分でやってみよう

例えば、「メールの文章の書き方はこれでいいですか?」「この件は、〇〇さんに聞けばいいですか?」「この内容であってますか?」など、、、そもそも聞かなくてわかるようなことまで聞いていませんか?

1.いったん自分の中で質問内容を整理してみる
 分からないことは、何でも聞けばいいというものではありません。
 確認したい内容は、聞かなければわからないことなのか?
 自分の頭の中で整理をしましょう。

2.確認内容の緊急性、重要性を考える
 確認したい内容は、すぐに対応しなければならない重要なものか?どの程度緊急な事か?を、いったん考えてみましょう。
 
3.緊急でないなら、自分自身で調べてみる
 文章の書き方は、先人から学ぶことができます。
 過去にいただいたメールの中で、読みやすいメールの書き方や、言葉遣いをさがして、真似をしてみましょう。また、ネットで調べればたくさんの事例も出てきます。


◎ここがポイント!

問題について、何が問題なのか?を考えてみてください。
問題が解決できるような内容(仕事)であれば、いちいち内容(仕事)の確認をしてもらう必要はないかもしれません。
緊急でなければ、いくつかまとめてメールで問い合わせ、相手のタイミングで確認してもらうようにしましょう。


まとめ

失敗したくない。ミスしたくない。間違えたくない。。
人は損失回避をしがちです。
けれど、失敗という経験をしなければ、また同じことを繰り返します。
先輩上司の時間を奪う事よりも、自分で考えて行動し、小さな失敗をいくつも経験して成長していきましょう。

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