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言いかた

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呪われていない、恨みを捨てられずにいる

見かたを変えれば、主体性を持つことができる。ことばを操作して同じものを指す別の表現を作り出していけば、世界はどんどん変わっていく。

世の中は変えられなくても、自分の感受性は変えられる。解釈が変われば世界が変わる。

"平気でウソ"と言えるのは自分だけ

その人が言ったことを嘘とするのか間違いにするのかは本人が決めること。他人から推測することはできるけど、本人が意図を持って嘘をついたと認めないのであれば、それはウソっぽいとしか言えない。ウソっぽいを「嘘だ」と言うのは、騙す意図があったと勝手に決めつけている。

悪意があるに違いないと感じても、悪意があるかどうかは本人に確認してみないとわからない。確認できない悪意は悪意として取り扱わない、間違いだった

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言葉ってその都度に作り出してるよね

自分の中には、外側を知覚したり想像したりして写しとった世界がある。内側にある世界も外側の世界と同じように知覚する。ことばに意識を向けたとき、内側の世界でどんな反応が起きるかで意味がわかる。わかるというか、決まる。もしかしたら、順序は反対かもしれない。内側の世界の状態を変えるとそれが言葉になる、と言ってもいいかもしれない。

何が言いたいかというと、すべての言葉は即興で創作されてるってこと。言葉はく

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こちらの席はいかがでしょうか?

「空いてるお好きな席へどうぞ」は、店が席を指定する方式では無いことを言いたいんだろう。空いているかどうかは店が判断することで、客が判断できる、することじゃない。「お好きな席へどうぞ」といったら先客のいる席に座って、好きな席でいいって言ったじゃないかと難癖が付けられるとでも思っているんだろうか。そんな客はどうせおかしい。そんな水準の対応をどの客にもするような店の客である自分が悲しくなる。

「順番に

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