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うちのワンコ達と朝のお散歩

私たち夫婦は毎朝5時半、うちのワンコたちとその友達(うちのは3匹)全部で5匹と一緒に森の中へ散歩に行く

朝起きると、窓のすぐ外で寝ているうちの子達はみんな家の中の物音に反応して、すぐに「ヤタっ早よ行こっ早よ行こっ早よ行こっ!!」って顔に全員なる
なので、いつも起きてゆったりコーヒを落ち着いて飲む暇もなくすぐに森に出かける

だいたい40分くらい森を歩いてすっごく気持ちい空気を感じるめっちゃ幸せな時間
去年はもうちょっと遅い時間だった(6時半くらい)ので、散歩に行くと暑くてそのまま川に飛び込んでびしょびしょのまま、また歩いて家に戻ったりした
今年になって、時間が早まったので今の所まだ朝は飛び込んでない

Baxyバクシー

2016年末生まれ5歳半 女の子
うちのアイドル的存在 ボティア(Bhotia)とかHimalayan sheepdogとか呼ばれる 北インド、ネパール、ブータンなどの主に年のうち半分ほどを羊を放牧しながら旅する人たちの大事なパートナーとして活躍する、とても賢くて優しくて時には守りのために果敢に戦える犬種 
バクシーちゃんは、女の子だから賢くて優しいのに加えとってもエレガント ふわふわの美しい毛(去年からちょっとした皮膚病で毛が抜けまくっているけど。。)や、鼻先をつんとあげて風の匂いを嗅いでるところなんて本当に素敵 ボティアの特色として、敷地の外に出た時に、どんなに周りの人間や他のワンコがリラックスしていても、周りへの警戒を忘れたことはなく、川遊びの時にそのあたりにある一番高い岩に登って周りに目を配る姿は本当に森の勇者然としていて格好良い
私にはよく甘えて、なでなでが足りないと前足で催促するツンデレ
でも、野生の一面もあり、狩りが得意 今までも孔雀、うさぎ、キジバト、鳩、など森に住む動物を捕まえて食べたこともある
ちゃんと食事は与えているが、この自然の習性は消えることがない
だからと言って、人間には絶対吠えないし、食べないのに動物を襲うということは全くない 私が知っている賢くて美しい生き物代表





Jackyジャッキー

いつどこで生まれたのかわからない 多分6歳くらいじゃないかな?
雑種 男の子
うちに迷い込んできた時には後ろ足の1本はもう不自由だった
最初から可愛がられなかったのか、愛情にめっちゃ貪欲で一番の臆病者
誰の名前を呼んでも一番に駆けつけてきて「おれは?おれは?」って撫でて欲しがる でも、バクシーがこの家のワンコのボスだって知ってるから絶対偉そうにしないし、自分より若い子たちにも優しい すぐ楽しくなっちゃってデッカい口で甘噛みしようとするからちょっとうざいが、興奮が治れば撫でてもおとなしく気持ちよさそうにしている
うちの敷地の外に嫌いなワンコが来た時に門が閉じていると誰よりも激しく吠えまくるが、門が開いている時は一番最初に逃げてくる。笑

うちの子たちは、みんな外にでてくのも入ってくるのも自由 村の人たちはみんなどの犬がどこの家で飼われているか知っているし、犬を怖がる人もいない それでもワンコたちはちゃんと自分の縄張りのエリアを知っていて、自分がよそに行く時は絶対おとなしくしているし、よその犬が自分たちのエリアに入ってきた時は容赦がない
そんな掟を守る周りのワンコたちからなぜかいつもいじめられるジャッキー
血だらけで帰ってきた事も何回か かわいそうだけど、自然の中の掟では嫌われてしまう者へのジャッジが厳しいものなのかもしれない

Rajaラジャ

2021年の10月2日生まれ(ガンディーさんの誕生日と同じ) 
男の子
Pakistani bullyとか Indian bullyとか言われるインド産の中では一番大きな犬種 成犬のサイズはグレードデーンとダルメシアンの間くらい?今は6ヶ月だけど、まだ約半分の大きさと医者に言われたけど、すでに他のワンコより随分でかい
めちゃくちゃおっとりした強くて優しい子で、生後1ヵ月と10日でうちに来た初めての晩も一声も泣かなかった。綺麗なブルーの目をして、今はトパーズ色 茶色の光沢のあるショートコートは、馬の隣に並ぶと犬というよりは子馬。笑 
自分が他の誰よりも体がでかいということにまだ気付いてなく、本気で遊ぼうとするのでみんなに嫌がられている。村人に会っても、どんな動物にあっても怖がらずフレンドリーで、よく他の犬を噛む村のみんなにあまり好かれてなかったワンコの目の前に行っても、遊ぼう遊ぼうというので、みんなからよく分からない一目の置き方をされている
まだ子供なので、これからどんな子に育っていくかとても楽しみ



Bettyベティー

多分バクシーの娘 私たちがまだここに引っ越す前からバクシーはここに住んでいたので、その時にアクシデントで生まれた子犬のうちの一匹と思われる
当時の管理人の人が近所の村の人にあげたらしいが、体が弱かったのとメス犬はあまり歓迎されないのもあって、ちゃんと飼われずに野良犬化したようだ
私たちが越してから、現れるようになってバクシーはベティーちゃんにだけ母親の顔を見せてノミ取りとかしてあげてるので、覚えているのかな?と不思議に思う
めちゃくちゃおとなしく、今もガリガリ 隣の人が引き取った のに、しょっ中うちにいる
ずっと、バクシーの娘と呼んでいたけど、ヒンディー語で娘や女の子のことをベティBetiと言うので、私が最近ベティーちゃんと呼ぶことにした 

Oscarオスカー

ゲストハウスの名物従業員で何でも屋のうちのすぐ近所に家族で住む
「アナンド君」ちのワンコ 1歳ちょい 男の子 雑種
顔とサイズからして、キツネとのミックスとしか思えない、めちゃくちゃ身軽で小さいけど狩りをさせたらその素早さで誰も捕まえられない鳥とかを捕まえて自分の食料にしている
餌はもらってるけど、インドの大抵の飼いワンコと同じくミルクとチャパティーしかもらえないので、食べたい肉は自分で調達する派
そのすばしっこさで、お散歩に行っても何かを見つけるとあっという間に崖の上とかにも登って、見えなくなってしまう でも大抵ボウズ
ラジャと年齢が近くて、今でも兄弟のよう ワンコって小さい時に思いっきり遊んで、遊びの中から犬のルールとか怪我しない噛み方とかを自然に学んでいくもんだけど、オスカーがラジャにそういうことを教えてくれた気がする
でも、あっという間にラジャにサイズを越されて、今ではオスカーはラジャの脇の下にすっぽり収まってしまうサイズ感
なのにまだ本気で遊ぶ まともにラジャの体重を受けたらオスカーはひとたまりもないので、いつも身軽にさっとかわしている

以上、うちの愛すべきワンコたち

こんな子たちに毎日囲まれて、本当に幸せ
ワンコに囲まれてる時は自然に顔が笑っちゃう
怪我や病気の時に看病したり病院に連れて行くのも、
食事を毎日作るのも、
大変だけどこんなに楽しませてくれるんだから、
しゃーないわ
子供と同じよね

次回は、私が大好きなバクシーが
狩りをしてきて、
その獲物を看病して森に返すという、

「自然との共存」「自然の掟」

というお話に続きます


私の右手がジャッキー 白いのはおととい来た新入り まだ名前はない






サポートありがとうございます!!私が住む農村での女性支援活動や、子供達への教育、有機農業推進などできたらいいなぁ❤️