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「自社の沿革」や「履歴書」と「見えない強み」の関係は?

【今日のポイント】

久しぶりに履歴書を書く機会を得て、自分の体験から得た強みや足りない点などを把握できました。

企業のコンサルティングにおいても対象企業の沿革などから当事者が意識していないアピールポイントを洗い出すことは通常行われていることですが、
履歴書のように他者に見せる前提のフォーマットを利用して、自分や自社の体験から得た知見や取引先などとの関係構築などの「見えない強み」を可視化し、積することはチャンスが到来したときにすぐに対応できるための準備としても有効と改めて認識した次第です。

1.久しぶりに履歴書を書いてみました

先日、とある研究会で、自分の履歴書を書いてメンバー間で書き方を議論するという機会を得ました。

最近、履歴書を書いていなかったため、意外と苦労しましたが、久しぶりに自分の経歴やアピールポイント、また今の自分に足りない経験などを振り返る良い機会になりましたし、
他のメンバーの方の履歴からも、刺激と示唆をいただき、大変参考になりました。


Coffee BeanによるPixabayからの画像


2.表彰制度への応募企業の支援から

上記は個人の履歴書の場合ですが、企業の各種表彰制度の応募をご支援した際にも、その企業の沿革や今までやってきたこと、苦労した点などをヒアリングなどで知ることで、
その企業内部ではあまり意識していなかった他社にはない強みや、そのアピールをどのような視点から行えば良いかということが見えてくるという経験を何度かしています。

これは通常のコンサルティングなどの企業支援でも行われていることかと思いますが、
このように、企業などの組織ベースでも、当事者自身もあまり意識していない強みと価値を可視化するうえで、自社の歴史を詳しく振り返り、文章などの形で明確にしていくことは、非常に有効だと改めて感じます。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像


3.自社や自分の「見えない強み」の可視化に「履歴書」を利用する

前述のとおり、自分の「見えない強み」の可視化に、今までの体験を振り返って、そこで得ている知見や実績などの他者からの信頼などを履歴書などの形に表すことは、何か必要なときだけではなく、随時自社のHPの更新などの形で行うことは、多くの企業で普通に見られる対応かと思います。

これに加えて、履歴書などのフォーマットを作っておいて、そこに自分や自社の体験を、他者に見せる形でメモ代わりに使うことは、自分の体験から得た知見や他者からの信頼という「見えない強み」を見える形で蓄積するツールとなり、
何かの賞に応募したり、新規の取引先を見つける際はもちろん、新規事業に乗り出すために自社の持っている強みを洗い出すうえでも有効な手段になり得るものと考える次第です。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

【今日のまとめ】

・久しぶりに履歴書を書いて見た所、自分の体験から得た知見や強みを他者にアピールする視点から可視化するという点で役立つことを再認識した

・各種の賞に応募する企業支援の経験からも、その企業の今までの実績やそこから得た知見、取引先との関係構築など当事者は意識していない強みの把握に役立つものであり、広く行われていることを改めて感じる

・履歴書のような他者に見せる形のフォーマットで自分や自社の体験を記録することは、何かの賞や活動に応募する際にすぐに対応できるという点からも、普段意識しない「見えない強み」を可視化し、蓄積するという点でも有効とお勧めするしだいです

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
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