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楽しいオノマトペ


オノマトペとは、「キラキラ」「ワクワク」「モフモフ」などの音や様子を、そのまま言葉で表現した擬音語や擬態語の総称で日本独特の言葉の使い方です。

思わず笑顔になってしまうこともあるオノマトペは多くの人の生活の中にすっかり浸透しており、自分自身も日常的に使っていますが、今回は、そんなオノマトペについてのお話しです。



言葉を楽しむ

オノマトペの楽しさは、その表現力。オノマトペを使うことで文章や会話が生き生きと、そして具体的に表現できるようになります。

例えば、「猫が鳴いている」という文章と「猫がニャーニャー鳴いている」という文章を比べてみましょう。後者の方が、より具体的に猫の様子を想像できますよね。

オノマトペの効果

オノマトペを日常に取り入れることで、より表現力が広がるだけでなく、会話が弾んだり、その場の雰囲気をやわらげるなどの効果があります。
私たちの生活を楽しく豊かにしてくれる言葉の表現力、それがオノマトペのもつ最大の魅力でもあります。

ゆたかな想像力も身につくオノマトペ

例えば、「キラキラ輝く星」や「風がヒューヒュー吹いている」
オノマトペを使うと、より一層、その場の雰囲気が伝わりやすくなりますよね。
このようにオノマトペを使うことで目に見えないものや、その場の情景を、より具体的に表現することができます。

日本にオノマトペが多いのはなぜ?

日本語には、なんと4000種類以上のオノマトペがあると言われています。これは、他の言語と比べても圧倒的に多い数です。
オノマトペが多い理由は、日本語の音節構造や擬音語と擬態語を区別しない文化などが関係していると考えられています。

おわりに

ふだんの生活の中ですっかり浸透しているオノマトペは、直感的にわかりやすく、伝わりやすい素敵な表現方法です。
オノマトペで思ったことや感じたことを自分流に表現しながら、もっと「言葉」を楽しんでみませんか?

参考
NHK「読むらじる」
国立国語研究所「日本語を楽しもう」






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