高速で本を書く方法
Kindleで何冊の本を書いていますが、書くだけだったら本当に半日あれば書けてしまいます。AIは使いません。
執筆はまず3つに分けられます。
構成を練る(目次を作る)
執筆する
校正推敲をする
この3つです。
構成を練る
この段階が1番時間をかけるところです。とはいってもマインドマップを使って、1時間位でかけます。この時重要なのは、肩を意識することです。私のやり方では4章5節と言う形を作っています。4 × 5 = 20で20節になります。 1節あたり1000文字書くと考えてください。20節だから20,000文字です。
まず4章を決めます。起承転結でも構いませんし、面白いところを先頭に持ってきても構いません。 次に各章の中に5つのエピソードを用意します。これが5節になって一章の中をどういう順番で5個の話をするかと考えればいいです。 さらに、それぞれのエピソードの中に、キーワードを5から7個、用意します。例えば1つのキーワードを140文字書くとしたら5から7個、用意しておけば、1000文字に達することになります。あくまで型ですので、内容云々ではなく型だと思ってください。
140文字であれば拡張していないエスの1投稿の長さと大体同じです。
だから、目次レベルで、5章4節7キーワードと覚えてしまいましょう。キーワードが多い方が後が楽なので、多めにしておきます。またこの時、章、節、キーワードと三層構造にすることがとても重要です。
執筆をする
高速で入力する場合は、音声入力1択です。音声入力がうまくいかない人は滑舌が良くないとか、そういった問題がありますので、ボイストレーニングしてください。構成の段階で、 三層構造にこだわったのは、マインドマップを見ながら読み上げると言う作業をするときに、その方がずれていると、その都度考えて、これは何だったっけ?のように思考が割り込んでしまうので、書くこと以外の思考が各スピードを遅くしてしまいます。
音声入力する場合は、PCのリアルタイム入力は使えません。なぜならば、誤字脱字が見えてしまうので、その都度直したくなってしまうからです。なので、音声として録音します。それを後で一括 書き起こしサービスにかけます。そうすることで高速に書くことが可能になります。私が使ってるNottaなどであれば、単語登録もできますので、効率が良くなります。読み上げるときは、キーワードの3層目を上から順に読み上げるようにします。だから、構成の段階でキーワードの並びもきちんと整えておく必要があります。
大体人の話すスピードは1分間に300文字ですから、それよりもちょっと早口に喋ってください。そうすると60分で20,000文字を超えることができます。各章ごとに分けて録音しても構いませんし、各節ごとに録音しても構いません。 ただ、文字起こしをするときに、ファイルが1つの方がやりやすいと思います。
校正推敲をする
校正推敲は従来通りだと思うので、画面で行い、紙に出力して行い、横書きを縦書きにしてやってみたり、場所を変えたり、時間を置いたりしてやっていきます。 新鮮な気持ちで健康を眺めることが大事です。人によっては誤字脱字に関してはAIを使うと言う選択肢もあります。
その他
4章の構成がまとまったら、「はじめに」と「おわり」にを書きます。 特に「はじめに」は、サンプルでも読まれる可能性が高いので、どんな問題が解決し、誰が書いていて、読むと何が得られるかなどを書いておきます。
「おわりに」は、 最後に書いておきたいことや、プロフィール、特典やリンクなどを書きます。また、協力してくれた方への感謝もここに書きます。
「はじめに」と「おわり」 の2つを合わせて、大体3500文字程度かと思います。 短いKindle本の要件20,000文字は超えているので充分だと思います。
表紙の作成
KDPに登録するために、表紙の作成が必要です。Canvaを使って作りましょう。
全体を通して
目次構成1時間、音声録音1時間半、表紙作成30分、後は校正推敲にどれぐらい時間をかけるかです。校正推敲は こだわり始めるとキリがありませんので、期日を決めるか、変更の回数を決めるなどしてお尻を決めましょう。Kindleの場合は後で差し替えることもできますので、最初から完璧を求める必要はありません。
詳細は以下の本に書いてあります。
Kindle出版プロデューサーとして出版のお手伝いもしています。
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