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セラピーは、必ずしも成功するわけではない。

セラピーが必ずしも成功するわけではないことを、ご理解いただけますでしょうか?どんな医者でも、すべての患者を100%救えるわけではありません。もちろん、医者もセラピストもベストを尽くしています。しかし、セラピーがうまくいかないケースも存在します。

セラピーを信用していない、またはセラピーが怖いと感じることはよくありますが、それ以外にも以下のような理由があります:

  1. クライアント自身が解決する気がない。

  2. クライアントの物事に対する理解力が低すぎる。

  3. クライアントが自己中心的な態度をとり続ける。

  4. クライアントが課題に対して何も行動しない。

  5. クライアントが音信不通になる。

  6. クライアントが都合をつけて頻繁にリスケする。

  7. クライアントが被害者意識を持ち、改善しようとしない。

これらは解決していく道がありますが、本題以外にも時間が掛かります。

一方で、協力的なクライアントは改善することが多いです。セラピストの指示に従い、課題に対して積極的にチャレンジし、セッションに参加する姿勢があるからです。良くなりたいという強い意志があるクライアントは、共同作業としてのセッションを大切にしています。

改善しないクライアントでも、改善しない理由を解消すれば、改善の可能性は非常に高くなります。諦めているならば、セラピーを受ける必要はありません。まず、自分の中で「もっと良くなりたい、もっと幸せになりたい」と思ってほしいです。

さまざまな事件やトラブルが原因で現在の状態になっていることは理解しています。それを解消するために、自分の思い込みや過去の経験に対する恐怖などについて話し、それを改善していくのが基本的なセッションのパターンです。こういったセッションに参加しないとうまくいきません。

最初はうまくいかなくても、問題そのものではなく、セッションに向かう態度を改善することで状況が好転する例はたくさんあります。例えば、被害者意識が強い人は、過去に自分を傷つけた人への恨みを解消することが必要です。恨みを絶対に許さないという態度を改善するために、いくつかのワークを行います。

そうすることで、他の問題も連鎖的に改善され、結果として被害者意識や相談内容の問題が解消されます。

クライアント自身の強い思い込みや傷によって現実がうまく回らないことは本当ですが、それを正すことで格段に良くなることがあります。多くのケースでそれを見ています。本当に改善したいという気持ちを持ち、セッションに参加してほしいと思います。

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