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メンタルマガジン

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私のメンタル系の記事をまとめています。
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記事一覧

怒りをコントロールする方法

日常生活の中で、怒りを感じる瞬間は誰しも経験があります。友人との些細な意見の違いや、職場での理不尽な出来事など、さまざまな場面で怒りが生じます。しかし、怒りの感情をコントロールするのは簡単ではありませんよね。 怒りを抑えるために、強い精神力が必要だと考える人は多いです。確かに、怒りを感じた瞬間にそれを抑え込むのは大変なことです。ですが、実は、事前に怒りの原因をケアしておくことで、怒りが爆発することを防ぐことができるのです。 怒りの原因を知ることが大切 まずは、なぜ怒るの

パラダイムシフトを使ったセラピー

世の中には、「ものの見方」が大きく変わる瞬間があると言われています。これが、いわゆる「パラダイムシフト」です。例えば、「7つの習慣」でも触れられているように、私たちが経験する出来事(刺激)と、その出来事に対する反応の間には「選択」が存在します。そして、その選択を通じて、私たちは主体性を発揮し、自らの行動を選び取ることができるのです。 しかし、現実にはこの主体性を十分に発揮できない人も少なくありません。刺激に対して、常に同じ反応を繰り返す人がいるのです。こういったタイプの人々

不調なときほどルーティンを実行する

不調時こそルーティンを大切に調子が悪いとき、私たちはつい普段やっていることを後回しにしてしまうことがあります。例えば、いつも朝に軽い運動をする人が、体調が悪い日は「今日はやめておこう」と考えることが多いです。確かに、熱が出たり、寝込んでしまったりすると、無理して動くことはできません。しかし、動ける状態であれば、少しでもいつものルーティンを実行することが、調子を取り戻すための大きな一歩となります。 実際、私自身も風邪をひいたとき、いつも行っているストレッチをやめてしまったこ

DIDのトラウマ解放

解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder; DID)は、解離性障害のことです。この障害は、非常に強いストレスやトラウマ体験をきっかけに、自分を守るために副人格が形成されることが多いです。DIDは「憑依型」と「非憑依型」に分かれ、憑依型では他の人格がまるで「憑依」しているかのように感じられます。 副人格が形成される理由ほとんどの場合、DIDの背景には幼少期の虐待や重大なトラウマ体験があります。副人格は、その体験に対する防御反応として形成さ

メンタルが病まない考え方

私たちが日々抱えるメンタルの問題は、しばしば本来の自分からズレてしまっていることから生じます。自分を偽ったり、周りの期待に合わせて我慢していると、心に負担がかかることがあります。その結果、ストレスが積もり、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすのです。では、どうすればこのズレを解消し、より健全なメンタルを保つことができるのでしょうか。 自分を偽ることの影響 自分を偽って生きると、心の中に違和感が生まれます。職場での過剰な自己主張や、友人関係での無理な合わせ方が挙げられます。これら

過去の学びを手放し、新たな一歩を踏み出す。

私たちは生まれてから、さまざまなことを学びながら生きています。人との関わり方もその一つです。幼少期に辛い経験をした人は、その経験が原因で他人に対して過剰に警戒し、緊張したり、リラックスできないまま会話することが難しくなることがあります。無意識のうちに、また同じような辛いことが起こると感じ、構えてしまうのです。 多くの人は、目の前の問題にしか意識が向きませんが、実際には過去の経験が今の人間関係に影響を与えています。それは、あなたが「悪い」のではなく、過去の学習の結果としてその

ポジティブな催眠術

催眠術というと、胡散臭いと思う方もいるかもしれません。しかし、実際に体験してみると、その効果に驚くかもしれません。特にネガティブな思考にとらわれていた人が、催眠術をきっかけにポジティブな方向へと変わることがあります。 例えば、長い間ネガティブな感情に支配されていた人が、催眠術のセッションを受けた後、「なんだか元気が湧いてくる!」と驚くほどに気持ちが変わることがあります。気分が変われば、自然と頭に浮かぶイメージもポジティブなものへとシフトし、それが現実に受け取る結果にも影響し

自分を生きれば大抵の事は問題ない。

ストレスの原因は、自分らしく生きられていないことにあるのではないでしょうか。やりたくないことを無理にやらされる、好きでもないものを「好きだ」と言わされる――そんなふうに、本心と違う生き方をしていると、心が疲れてしまいます。 では、もし自分のことをもっと好きになれたら、どうなるでしょう? 自分を好きになれば、他人の失敗にもおおらかになれます。そしてもちろん、自分自身の失敗にも優しくなれるでしょう。結果として、イライラすることが減り、気持ちに余裕が生まれます。 たとえ嫌なこ

傷つくことを恐れる人は幸せになれない

誰でも、傷つきたくないものです。ですが、あらゆる局面において、自分が失敗したくないとか、自分が悪く思われたくないとか、自分が傷つきたくないとかを、理由に行動しない人がたくさんいます。この人たちは、相手よりも自分のほうに意識が向いていて、自分を守る方向で生きています。 今までさんざん傷つけられてきたのでしょう。だから自然と防御体制になるのは理解できます。 でも、ここ1番で自分を守っていたら、相手のために頑張ることはできません。それが大好きなパートナーであったり、大好きなことで

苦しいのは自分を生きていないから。

自分を生きていないと言われても、何のことだかわからない人はとても多い。自分と言うのは自分の気持ちに素直になっているかどうかです。大抵は嘘をつかされているので、周りに合わせ、自分を偽り嫌なことでもニコニコしながらやらなくてはいけないと言うような社会になっています。 敵が悪ければ、文句を言われ、怒られ嫌な気分になりますが、関係性上反抗することもできずに受け入れるしかありません。そうなっていくと、自分の心がどんどん死んでいきます。そして、自分はそういう人間なんだと思い込まされてし

嫌なことがあったとしても。

嫌なことがあったとしても 誰にでも、嫌なことが起こる瞬間はあります。例えば、仕事で思い通りにいかないことがあったり、友人や家族との意見の食い違いで気まずくなったりすることもあります。その時、その出来事が引き起こす感情にどう向き合うかが重要です。怒りや悲しみなどのネガティブな感情は、誰にでも自然に湧き上がるものですが、その感情にとらわれすぎると、後々の行動にまで影響を及ぼしかねません。 起こってしまった事実は変えられない 一度起こってしまった事実は変えられません。たとえば

意識と無意識の統合とは?

人が考えていることは、基本的に意識的なものが多いです。これは、これまでに学習してきた結果として、「こう振る舞ったほうがいい」と考えているからです。そのほうが理性的には都合が良く、当たり前のように感じられるでしょう。 しかし、理屈が通らない無意識の世界では、「嫌なものは嫌」「好きなものは好き」といった、論理的ではない感情が支配します。 では、どちらの力が強いかというと、当然、無意識の方が強いです。なぜなら、人間は24時間フルタイムで意識を保つことができないからです。意識して

自己肯定感を上げるには、価値観を明確化する。

さて、自己肯定感を上げるにはどうしたらいいでしょうか?基本的に自分を肯定できればいいわけですから、自分はできてるとか自分は大丈夫だとかまず思うことが大事なのですが、何度も言うようですが、人に嘘をついている状態ではなかなかそうはいきません。 周りに合わせて自分を偽り相手に合わせて自分のやりたくないことを平然とやっている状態では、自分を肯定することなどできるわけもありません。 では、なぜ周りに合わせて嘘をつき続けるのでしょうか? 理由は単純です。子供の頃からそうやって生きて

怒られることに過敏すぎるのかも。

誰でも怒られるのは嫌なものです。そのため、怒られることを避けてしまうのは自然なことかもしれません。 しかし、もし小さな指摘を受けるだけで、大きく成長できるとしたらどうでしょうか? たとえば、仕事でミスをして上司から注意を受けたとします。その指摘は、あなたのやり方が間違っていることを教えてくれる貴重なアドバイスです。しかし、怒られるのが嫌でその指摘を避けたり、隠れたりしていては、成長の機会を逃してしまいます。 現在の日本では、他人に口を出すことが少なくなってきています。そ