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#デザインシステム 記事まとめ

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2020年3月の記事一覧

デザインシステムをアジャイルで。カラーシステムは機能性から

今回は以前ご紹介した、「 デザインシステムをアジャイルで構築する方法 」というnoteの展開で色彩に関してさらに後から詰めた部分のご紹介をいたします。  ―  デジタルメディアの色彩が持つメンタルモデル 前回のnoteでは個別の色合いに関してどのように役割を考えたか記載していなかったので、今回はその点においても少しご説明したいと思います。 私はAFTの色彩検定1級をかなり昔にとっているのですが、色彩設計もまた、デジタルメディアに最適化した体系がないと言うのが現状ではないか

デザインシステムをアジャイルで。表記ルールを自社サービスのデザインに

以前、「 デザインシステムをアジャイルで構築する方法 」という記事の展開で、今回は表記ルールに関する部分をお送りしようと思っています。 とはいえ、デザインシステムの話で、表記ルール?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。よくイメージされるのは出版社や大企業の印刷媒体を意識した言語表現に関するルールを記載したものというイメージでしょうか? ですが、そう言った体系的にまとまっている例は少なくともUIにおいての表記はある種の不文律の様なものがあるかと思います。それがグレーゾーン

デザインシステムをアジャイルで。タイポグラフィックマトリックスをデジタルの世界に

以前、「 デザインシステムをアジャイルで構築する方法 」という記事を初めてのnoteで書いたのですが、アジャイルで進めた為、また少し具体的に詰めた部分を今回はタイポグラフィ編でお送りします。  ―  課題のおさらいデザインシステムという言葉が出てくる前からデザインガイドラインと言うものが存在していましたね。 私はあれを名前の通り、ブランド保持のための方法をガイドとして載せているものと解釈していて、質の良いものは分かりやすいが、基本的には、 社外へのブランドリソース提供の為に

意匠法改正でデザイナーは何に気をつけたらいいのか

2020年4月に、意匠権に関わる法律「意匠法」が改正されます。 今回の意匠法改正では、UIに関わる部分が大きく変更されます。いろいろ学ぶ機会がありインプットしていく中で、特にWebやスマホアプリに関わるデザイナーに意匠法を知る、または調べるキッカケになればと思ったのと少しの願いを込めて書きました。 何が変わるのか詳しくは特許庁のサイトで自ら確認して頂きたいが、UIに関わる点では、「画像」が保護対象に加わっています。画像という単語には違和感がありますが、この「画像」は、ソフ

ガイドラインとデザインシステム:後編

おさらいWeb制作において指針となる重要な要素でありながら、なかなかチーム内でも浸透させにくい各種ガイドラインを、分りやすく使いやすく共有させる手法について語ります。 (前編はこちら) ガイドラインに沿ったコンテンツを作るためには、ガイドラインそのものを常に意識しながら企画/制作する、ことが本来望ましいと言えます。しかし、ガイドラインのボリュームや判りやすさによってはなかなかヘビーなタスクとなってしまうでしょう。 そこで、各種ガイドラインの主要な要素を自然に盛り込んだデザイ