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TOP NOTE OF NO BRAINER


「TOP NOTE OF NO BRAINER 」ポップアップイベントのタイトルです。
告知が遅くなって申し訳ありません。140文字から飛び出したこの場を利用して、ノーブレイナーのトップノートである、ドーン・ティル・ダスクのお話をしたいなと。

(長くなるのでイベント詳細は下に下に↓)

この度は沢山のご注文を頂きありがとうございました。思いのほか早い段階で人目に触れて、身元不明な香水が全国各地に旅立っていったことに今も驚きを隠せないでいます。

ドーン・ティル・ダスクをナチュラル100%にした理由の一つは、(ちょこちょこTwitterで回答していたのですが)
世の香水のほとんどに入っているとも言える合成ムスクやアンバーは素晴らしい役割をしていながら、それなしに現代で香水を成立されられるのか、に挑戦してみたかったのが大きいです。

私はそもそも合成香料が大好きですし、それらが持つ絶対的安心感をもとに仕事をしてきたと言っても過言ではありません。サンプルチェックした後のムエットたちの多くはムスクやアンバーの優しい香りが残って最高です。
それでも絶対的安心感から外に出たくなる衝動があります。

1人海外に行ったら、テンション上がって夜中に外に飛び出して毎回怖い目に遭うところは学習しないし、
出会ってすぐの何をしているかもしれないような人とノリで交際0日で婚姻届を出してしまうとか、私はそういうアレです。
さすがに20代も終わりに差し掛かり、人の親になって、落ち着いたように見せるのは多少うまくなった気がしてますが、結局は同一人物で。

ナチュラル100%でフレグランスって、なんだそれレベルだとも思ってはいるのですが、一周して面白かったりもします。

だから、未開の地で泳いでいるように香りづくりをしてみているだけで
決して「消費者イメージの良い香水にしたくてナチュラル100%」ではありません。
そもそもナチュラル100%の香水は荒っぽく、エッジィになりやすいし、多くの方にとって「親近感のある、まあるい香り」には仕上がりにくいところがあります。まあるくしようとすればするほど価格はすごい。(すごい💰)
※でもドーン・ティル・ダスクにも親近感のある要素は持たせていますよ!

もう一つは、私が香水を学んでいた頃から触れていた香料会社さんが持っている原料への関心。
業界内で唯一持っている抽出技術もあるほど、天然由来成分にも強く、精油も豊富。この会社さんとのお仕事をきっかけに、ナチュラル100%で香水作ってみたいな、と思うようになりました。

光栄なことに、紅茶が香る香水として話題にして頂いたものの、いわゆる「万人受け」を想像すると少し拍子抜けする方もいると思います。
これまでに触れた環境とか、好きな食べ物とか、魅力的に感じる国のような、個人の嗜好性と普段は意識していない感覚がそのままこの香りの感想に反映するのです。良くも悪くも。

カラリアさんのレビューでは、イマイチコメントもあるので是非目を通して欲しいです。
オンラインのみで展開するブランドとして、正直なレビューはとてもありがたいです。使いきれない香水を所持している時の居心地の悪さは最悪なので、
「カルダモンが強くて苦手、想像よりも甘かった」という感想も、香りを選ぶ際の一つの指標になると思います。

さて、長くなってしまいましたがイベントの詳細について。

ドーン・ティル・ダスクの販売はもちろん、オリジナルブレンドでご用意したアイスティーをご用意しました。(何回も試作して頂いて…今も…)
そしてシャインマスカットとブルーベリーを乗せて紅茶の香りをつけたミニタルトをご用意しています。
現在取り組み中の新作の香りサンプルも展示します。

今回、表参道のロータスでパティシエを務めている高校時代からの大事な友人にミニタルトをお願いしました。(彼女がつくるオーダーケーキも本当にかわいい)

そしてイベント会場は、ご縁があり今話題のレストランSta.さんの一階ギャラリーをお借りしています。
神田と渋谷にお店を構えるとっても素敵なレストランです。お近くの方、ご都合が合う方はぜひ香りを試しにいらしてくださいね。

<イベント概要>
-TOP NOTE OF NO BRAINER-
日時:2022年9月10日(土) 12:00〜18:00(最終入場17:30)

会場:Sta. 渋谷

住所:東京都渋谷区円山町7-11 1F gallery
※マスクご着用の上、体調の優れない方はご無理のないようご来場くださいませ。
※決済方法は各種クレジットカード、Suica等の交通系電子マネー、現金も対応しております。商品はその場でお持ち帰り頂けます。
※アイスティーやミニタルトのご提供は数に限りがありますのでご了承くださいませ。

皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます!🧡

※※※全然意図してなかったし、noteを今後続けるつもりもないけど、このnoteもトップnoteってことに気づいてしまう


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