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採用広報・社内広報で役に立つSlackのちょっとした使い方の工夫

この記事は【広報LT大会(Lightning Text) #PRLT Advent Calendar 2019】の第14日目(12月14日分)にエントリーしています!

こんにちは。マネーフォワードで採用広報を担当している「やる気」(@nobosemon21)と申します。

今回は、社内広報・採用広報を1年近くやってきた中で、Slackを工夫して使ってきました。社外の方にその工夫をお話すると「参考になる!」のことでしたのでご紹介します。

■こういう悩みが少しは解決するかも??
・普段なにやってるの?とよく言われる
・現場との距離感を縮めたい!
・現場からネタのキャッチができない
・共有した記事へのリアクションが少ない

今回ご紹介するものは、明日から、なんならこの記事を読み終わった後からでも出来るのでぜひやってみてください!


■自分専用チャンネルをつくってみる


「採用広報ってなにしてるの?」
「相談したいんだけど、どうしたらいいの?」
「そもそも採用広報ってなに?」
と社内のメンバーに言われて、「自分の業務が理解されていないのかな?」と悩んだことがある方も多いはず。
かくいう私もそうでしたが、「まずは自分がやっていることや考えていることを発信してみよう!」とチャンネルを作りました。

分報という概念を参考に#times_osakiという名前で、いわば社内版Twitterのように発信しています。

ちなみに投稿していることは以下の様なことを意識しつつ、雑談も交えています。

・普段何を考ているかの共有
考えていること①

これに対してマネ報(社内報)編集長の@keiko_kanaiからレスがきたり。

考えていること②

・自分が書いた記事の共有記事の共有

・記事タイトルなどの相談

アイデア案①

・困ったときの私への相談場所

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(ちなみに私は福岡出身です。times_osakiはおかげさまで人数も多いので、他の人が回答してくれることも。)

・逆に自分が分からない・困ったことを書いて、助けてもらう

困ったこと


・他社事例の共有&コメント他社事例の共有

・広報関連で気になるニュースや記事のシェア関係ありそうな記事のシェア

・公聴機能として、当社の発信に対するリアクションのシェアブログの反響

そうすることで、私とメンバーの距離が縮まって、採用広報限らず広報に理解が深まったり、取材などへの協力者が増えたり、様々な相談を受けることが増えました。

※余談。オープンにしていることでこういうコメントをいただき、遅筆な僕へのリマインドとしても機能していますw

お叱り①

■ネタ集めのために入れるチャンネルに入る&myキーワード機能の駆使

社内からのネタ集めも困っている方は多いのではないでしょうか。
ネタ集めは、以下の2つを効率よくやることが鍵だと思っています。

アウトバウンドで自分で情報を取りに行くこと。
インバウンドで情報が自分に入ってくること

・とりあえずあらゆるチャンネルに入っておいて、巡回する(アウトバウンド)
SlackはPublicチャンネルであれば、だれでも自由に参加出来ます。気になる部署やチームのチャンネルがあれば、迷わず入ってみましょう。

ここで重要なのは、入ったからといって全部が全部を毎日読まないこと。通知が頻繁に来る場合もあるので、ミュート機能を使って基本はチェックせずに、定期的に空いている時間を使って一気にまとめて読んでしまうことをお薦めします。


・キーワード通知を使って気になるトピックは通知が来るようにする
Slackにはキーワード通知機能があります。
あらかじめ登録しておいたKWが投稿されると、メンションが来たのと同様に通知が来る便利な機能です。

私の場合は、”採用広報”,”Wantedly”,”note”,”大崎”,"マネ報"などを登録しています。「相談したいけど、メンション飛ばすか迷う、、、」みたいなものを拾いに行くためと、wantedlyやnoteをKWで入れておくことで、社内でどんな記事がどう読まれているかを知るために設定しています。

キーワード機能

たくさんのチャンネルに入り、そしてほぼミュートにしていても情報過多になるところを、大事な情報や、自分に相談したそうな雰囲気をキーワード通知で事前にキャッチすることで鮮度高い状態でネタ集めすることが可能です。


■社内への共有は、記事の執筆者にお願い&盛り上げはEmojiを使って自分で火種を起こす


採用広報でも、社内広報でも自分が書いた記事や、メンバーが書いた記事を社内に共有していますが、その際に気をつけているポイントを3つ紹介します。

①広報だけが発信するとマンネリ化するので、書いた人に投稿してもらう
頻繁に記事を発信している企業でのあるあるとして、「記事を公開しました!」という共有をする役割は広報などに固定化されてしまい、「ああ、いつものやつね」とメンバーに流されがちです。

せっかく社内のメンバーに協力して書いてもらったのに、共有する人がいつもの広報というだけで流されてしまうのはもったいない、、、

ということで、メンバーが書いてくれた記事に関しては、なるべく書いた本人にチャットへの報告をなるべくお願いしています。

「記事を書きました!」という投稿するメンバーが変わっただけで、目に留めてくれることが増えますし、直接本人にフィードバックがいくのでお薦めです。

②記事を展開するときにemojiをつけておく
とはいえ、全社への共有をお願いします!と言っても、「全社への投稿しても反応なかったら恐い、、、」という方が多いのも事実。そこで、自らが盛り上げ役のサクラを率先して買って出ています。

Slackには各投稿にEmojiというリアクションをつけることが出来ます。

そもそも、こういう告知や共有系は流れていってしまいますので、興味持ってもらうために内容にまつわるEmojiをつけておくと、大喜利のようにみんなリアクションをつけ始めて盛り上がるので、お薦めです。

それっぽいEmojiがない場合は、以下のサイトをつかって作成しています。

絵文字作る

(GOENカードという内容だったのでGOENと、5円玉のEmojiを作りましたw)

③記事の共有に留まらず、読んだ後にどうして欲しいかなどを伝える

ただ「記事を書きました!」では大変もったいないので、読んだ後に何をして欲しいかをお願いするのも大事です。もちろん、強制ではなくメンバーの自主性に委ねるという前提ですが、、「もしよかったら~、良い記事だと思ったら~」という前提のもと、シェアして欲しいのか、いいねを押して欲しいのか、誰にどういう場面で送ると効果的なのかを沿えて共有するとより効果が出ると思います。

アクション

(これはいいねをお願いしている&どういう想いで書いたかを共有)

絵文字作る

(この記事をどう活用してほしいかを提示)

■最後に

今回ご紹介げたものは、ほんのちょっとした工夫で今すぐにでもできることばかりです。ちょっとした工夫によって、広報と現場のメンバーの距離感が縮まり、より一層、会社一丸となって事業の成長や採用、MissionとVisionの実現に向かっていけるのではないかと思っています。

私も忙しさにかまけて、いつも全部が出来ているかと言われるとそうではありませんが、少しの工夫で業務が格段と進めやすくなるのでぜひみなさんも実践してみてください~!





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