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【日記公開】人の好みは不確か!?

<やまのぼ>は、車で出かける仕事が多い。

そんなとき行き交う車に『オ~ッ!新車だ!』と、目をひく機会が最近、ほとんどなくなってしまった。そんなことからも『新車が売れてないんだなぁ~』とつくづく思う。

『あれ?この車は、どこの車だろう?初めて見かけるフォルムだが・・・』

以前は、ときどきそんな風に<新型車>を街中で見かけては、品定めしたものだ。発売と同時に見かける<新型車>は、見慣れていないこともあって、時には『なに!これ!不格好!』と呟いてしまうことさえあった。

ところが、それも何ヶ月かすると、見慣れてしまう。

かりに初めは<不格好>だった車でも、あたりの風景に溶け込んでしまうものだ。

特に売れている車なら、目にする頻度も多く、その慣れるまでの期間が短い。人様の好みなんて<いい加減>だということだ。いいかえれば結構<柔軟性>にとんでいるのだろう。

そういえば、近所に<奇抜な色>のお宅がある。一体、どんな方がお住いなのか?

築後十年前後経過した戸建ての外壁の塗り替え時に、元のベージュ色の壁の上に<黄色>の壁と、<深緑色>の木枠。まるで子供の絵本から抜け出したような<色合い>に塗り替えられたのだ。

初めはとても<目をひいた>のだが、最近では何の感動もなく、関心などまったくなくなっている。自分の中で<認知>してしまったのだろう。

住居の外壁は<白>か<ベージュ>か<グレー>などの落ち着いた<色合い>が好まれることが多いのだが、赤でも白でも縦縞でも横縞でも、その違和感はほんの数ヶ月で消えてしまうようだ。

人様の形や色彩の好みなんて、いい加減で不確かなものだ。

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