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【人間観察】江戸の仇を、長崎で討つ!

一昨日、御中元を携え、訪れた客先でのこと。

珍しく、そこの社長夫人と巡り合った。彼女は毒舌家で、常に物言いが辛辣で、誰もが苦手にしている。<やまのぼ>は、『これは、マズイ!』と、こころで苦々しく思っていると、運悪く「山尾さん!」と、掴まってしまった。

『逃げるが勝ち!』という戦略で、「いつもお世話になっております。今後とも、よろしくお願いします!」と、先手必勝の戦術に出た<やまのぼ>。

深々とお辞儀をした。

その瞬間、彼女の強力な毒舌の一矢を喰らってしまったのだ。「あら~!山尾さん!頭頂部が薄くなったのね~~~」

歳より若く見える自分を、いつも生きる糧にしている「やまのぼ」である。
グッサリ!刺さった、その言葉は、二日経っても消えるどころか、生きる活力を何枚も削がれた感じだ。

社長夫人にしてみれば、軽い冗談かもしれないが、喉に刺さった鯛の骨より始末が悪い!いっそのこと、あの時「近くで観れば、奥様もシワが増えましたね~~~」って、返しておけばよかった。とは、思うばかりで・・・そんなこと口が裂けても言えません!言えません!

でも江戸の仇を、長崎で討ちたいもの!

頭頂部をスマホで自撮りし、「ホントだァ~!」と、薄さを確認しつつ、それは、利益率のいい商品を、たくさん買っていただくということだろう!と、自分自身を宥めている<やまのぼ>である。

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