【勝手に人生相談 No.194】肩書なくコンプレックス(三重県・30代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
まず、あなたが、やるべきことは、人と比較しないことです。
あなたはあなたの生き方をするべきなのです。ところが、自己認識としてのコンプレックスなら必要でしょう。ご自分を客観視するモノサシのひとつになるからです。
人はそれぞれの境遇を経て、現在があるのです。その現在の結果だけを観て、境遇のまるで違う、ご自分を比較対象にすること自体、とてもナンセンスだと思いませんか。
ところで、後悔をしないのはよくないことです。むしろ、後悔はしっかりとすべきものです。将来の生き方の糧になるからです。
そこで、あなたご自身の棚卸しをしてみましょう。
ご自分の苦手なモノと、好きなモノを書き出してみましょう。
この際、苦手なものは無視して、好きなモノに注目します。それを、延ばすことにトライするのです。
という諺をご存じでしょうか?
これは、誰しも好きでやっていることは、時間も忘れて一生懸命になるし、それに関して勉強も積極的にします。
それに、いろいろと工夫もしたりするので、そんなに苦労もせずに、自然にスキルアップするものだという意味です。
あなたの得意なものや、好きなものに傾注することに努力すれば、自ずと今より自信がついてくると思います。好循環が生まれてくるわけです。
つまり、他人の土俵ではなく、自分の土俵で相撲を取ることです。その道の専門家とか、大家と呼ばれれば、肩書などあとからついてきます。
そうなれば、人のことなど気にもならなくなることでしょう。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.195】は、奈良県・40代女性のご相談です。「自分は子育ての失敗作?」を、予定しております。
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