見出し画像

【勝手に人生相談 No.197】自宅前の店が迷惑(東京都・50代男性)

▼ご相談内容▼

20年前に閑静な住宅街に家を建てましたが、5年前にドライブスルーのある大手コーヒー店が家の前に完成。

客による歩道での喫煙、路上飲み、ゴミ、車の爆音で夜も眠れません。

コロナ禍で車が増え、近くの交差点は渋滞。

客が出口から右折で出るため、家から自由に車も出せません。

店に伝え、右折禁止になっても大半が無視します。
助言をいただきたい。(東京都・50代女性)

▼やまのぼ回答▼

 他人と過去は変えられないとは、処世術の定石です。もっと、大事な処世術は、自分と未来は変えられることです。

 その対処法は、変えられないものは、受け入れるしかないし、変えられるものは、積極的に変えるように努力することです。

 気に食わない環境や他人のことなど、気にし出すと、皮肉にもよけいに気になるものです。

 快適な住環境が、後から来た人に壊されるって、経験者でなければ、本当の理解はできないと思います。

 かくいう私もその経験者の一人です。

 閑静な住宅街に、やっと手に入れたマイホームなのに、日当たりのいい南側のリビングを、大手住宅会社の開発で、年中日陰にされたのです。

 でも、南側にあった空き地は、所詮他人様の土地。誰が何を建てようが文句を言える筋合いでもなかったのです。

 理想は転宅することでしょうが、それが無理なら、できるだけ辛抱し、無視する努力で対処しましょう。

 辛抱できないことは、直談判という手もありますが、できるだけ穏便に納めたいものです。

 おそらく、そのコーヒー店もチェ-ン店だと思いますので、本部への申し入れを考えるべきです。

 それも、あなたが単独で行動するのではなく、隣近所で相談し、協力しあって、地域全体の問題として、申し入れるべきです。大袈裟に言えば、世間に問うてみることです。

 そうすれば、大手コーヒー店も無視できなくなり、何らかの進展が期待できると思います。

 お客あっての商売です。あなたも、そのお客の一人です。

 ウイークポイントを攻めるべきです。辛抱にも限界があることを、住民パワーで表明してみましょう。

 でも、結局は自分が変わるしかないのですが・・・。

 私は南側の陽当たりを、オールシーズン確保できる家へ、転宅できるよう努力しています。

 

▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.198】は、宮城県・20代女性のご相談です。
「母に冷たい自分がつらい」を、予定しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?