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【勝手に人生相談】突然!離婚届けを受けた娘にアドバイスしたい!(広島県・60代女性)

雑誌や、新聞などに掲載され、高名な先生方の回答済みの人生相談の中から、この【勝手に人生相談】にピックアップ。身の程知らずの<やまのぼ>が、その相談に対する、独自の回答を試みています。

結婚生活を始めて、まだ3ヶ月しか経っていない、30代後半の娘のことで悩んでいます。突然、40代後半の夫から、離婚届けを突き付けられました。理由は、「一緒にテレビを見てくれなかった」とか「僕の傍にいてくれなかった」とかです。娘はやり直したい気持ちがある。いままで、口を挟まずにいましたが、どのようにアドバイスすればいいのでしょう?(広島県・60代女性)

結論から、申し上げますと、ご相談者は何もアドバイスする必要はありません。30代、40代の立派な成人男女に、何をどのようにアドバイスするおつもりでしょう?

あくまでも、すでに独立し結婚している、ご夫婦の問題です。親御さんと言えども、出る幕などありません。離婚する、しないは当事者が結論を出すべき問題です。

といえども、ご夫婦で話し合い、万が一離婚する結論に至ったとしたら、これからの現実の厳しい諸問題を、できるだけ客観的に話してあげることは必要でしょう。

それは、親御さんであるという以前に、人生の先輩として、ご相談者さんが経験され得た、数々の人生訓を糧にしてあげることは、とても有意義なことだと思います。

例えば、離婚経験者に対する、世間の意味のない色眼鏡を、いまだに掛けている人がいるという現実。娘さんが、たちまち堕ちいる経済的問題。待ったなしに発生する、現実問題をより具体的に、披れきすることは親御さんの義務でしょう。

でも、繰り返しますが、娘さんが決断すべき問題です。

親御さんが、あまり介入しすぎると、将来に掛けて娘さん夫婦から、恨まれることにもなりかねません。あくまでも、ご夫婦間の問題であり、ご夫婦間で解決するべきことです。

新郎さんは妻に母親像を、新婦さんは夫に父親像を追い求めている、未熟同志のご夫婦です。でも、大抵の結婚生活の始まりは、こういう「おママゴト」から始まるものです。

「親」とい字は、木の上から見ると書きます。むやみに、木から降りていって口を挟むと、娘さんは、いつまで経っても大人になれませ。

娘さんの人生なんだと割りきることが一番大切です。

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