批判をうまくスルーする力

ネットの誹謗中傷による若者の自殺が社会問題となっている日本。

そこで大切なのは、このスルーする力だと思います。

いじめがない社会というのは、正直来ないと思います。

でも、1人1人がしなやかなマインドで生きること、そして自分のアンチに対してスルーする力を身につけること。

それこそが、生き抜く上で大切だと思うんです。

私は幼少期~社会人になるまで、度々いじめに遭ってきたいじめサバイバーです。

私は、生まれつき地毛が栗色で、日焼けしにくい白い肌です。

そして、女の子グループに属して遊ぶのが嫌いだったので、いつも男の子に1人交ざり、ドッチボールをしているような子でした。
(お陰で、小学生時代のソフトボール投げは35メートル!)

そのため、小さい頃からそういった見かけのことや

「男にモテようとしてんじゃないのか?」

と知らない女の先輩や同級生にいじめられました。

どういういじめを受けたのかというと、小学時代は、よくある

・体育着を捨てられる
・ものを捨てられる
・靴に画鋲を入れられる
・靴を隠される
・「誰かさんの真似〜」と名前を言わず、クラスみんなの前で私の真似をしてからかう

といったこと。

社会人になってからも同じようなもんで、男ばかりの営業チームで紅一点、男のように仕事をしている私を見て、

「上司に媚びを売ってるんじゃないか」
「枕営業してるんじゃないか」

と他部署のお局から変な噂を言いふらされたり、周りから無視されたりしました。

電話の取り次ぎで呼んでも、わざと無視をされたり。関係ない、話したことも無い人にもそうされました。

私のすることなすこと全てが腹立つようで、私が鼻水を噛んでいるだけで、総務部経由で

「鼻水はトイレでかんでください、苦情がきています」

と言われる始末。

私の場合、私の反応として、負けん気が強いので、小学校時代は

「止めてよ!1人じゃ何もできないくせに!!」

と噛み付いていました(笑)。

しかし、いじめっ子というのは自分がしたことを認めません。

「私がやったって言ってるの?やってないわよ」

とすっとぼけられました。

そこから私は何をしたかというと、完全に無視を始めました。何をされてもスルー。

社会人になってもスルー。

反抗的な態度を取ったり、悲しい素振りを見せれば見せるほど、相手はもっとやってきます。

そのため、ひたすらスルー。
会社でのいじめは2年ほど続きましたが、ずーっとスルーしてました。

スルー スルー スルー🎶

(笑)

そうすると、何が起こるかというと、彼らは諦めて止めるようになるのです。

私の場合、幸いいじめられっ子は引越しました。

社会人になって私をいじめていたメンバーは、他部署への異動、他事業所への異動でバラバラになりました。

つまり、自然消滅です。

何度か無視を貫いていじめが自然消滅してるので、

神様って本当にいるんだなぁ、

って思いました。


つまり、何が言いたいかというと、
この勝間さんの動画にあるように、

批判やいじめは、スルーしてれば去っていく。
スルーする力を身につけて生き抜きましょう。

ということ。

なぜなら、そういう人達に自分のエネルギーを使うこと自体が無駄だから。

このスキルは、小さい時から子供にも伝えたい力です。

学校の勉強よりも世の中を生き抜く上で伝えたい。

私の子供達も、いわゆるハーフなので、学校や保育園であらゆることでからかわれたりしています。

肌の色、
髪質、
パパのこと、
名前、

でも、

・なぜその子達はそういうことを言うのか

・その子達はどういう子たちで、どんな世界で生きてるのか

そうことを子供たちに小さい頃から伝えています。

小3の長男に関しては、このスルーする力をうまく身につけたようで、今はうまくかわして友達と付き合っているようです。

そして、

「ガイジン!焦げパン!」

と言われたら、

「お前だって、日本から出ればガイジンなんだぞ!」

と言い返してるそうです。
(長男も負けん気がめちゃくちゃ強い(苦笑))

子供というのは、どうしても生きている世界、見ている世界が狭いです。

それが他者への許容範囲を狭め、少し違うといじめの対象にするんだと思います。

だから大人が子供の見ている世界を少し広げてやること。

そして、スルーする力を身につけるさせること。

この2点が、社会という波を上手く乗り越えていく上で必要なことなんじゃないか、と思います。

この勝間さんの動画は、大人でもとても勉強になります。

ぜひ是非、参考にされて親子で共有されることをオススメします。

ではでは、また明日!

いただいたサポートは、私の地元(宮城県仙台市)の児童養護施設へ寄付させていただきます。