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ゲームしなくなったゲームオタク

小学生のころからゲームすることしか考えておらず、課題をやらずにゲームをやるなんてこともあったりなかったり。

寝る間も惜しんでひたすらゲームをする生活を最近までずっとしていたし、この世で一番楽しいことだとさえ思っていた。

そんなゲームオタクがほとんどゲームをしなくなった。
あまりやりたいと思わなくなったし、やってもすぐ飽きたり疲れちゃうし。以前のようにゲームを楽しめなくなってしまった。

まあ、理由は就活とか目標をなくした喪失感とか色々あるんだろうけど、実際はよくわからない。とにかくショックだった。

今の道に進んだのだってゲームが好きだからだし、自分の感性や価値観だってゲームで培ってきたと思う。自分はゲームでできているといっても過言ではない。

そのくらい自分にとって重要なものが、身体からすっぽりと抜けてしまったような感覚。でも全く興味がなくなったわけじゃなく、実況動画くらいは見る。

いや、今思えばゲーム実況が見たいのではなくて、誰かが楽しそうにしている姿を見たかったり話が聞きたかっただけなのかもしれない。

僕が動画を見て楽しくなる瞬間は、ゲーム画面でというより専ら実況者のリアクションや話である。もちろんゲームは見るだけでは100%の面白さは伝わらないけど。

ここまで書いて思ったのは、ストーリーや派手な演出、スーパープレイのように見たり聞いたりするだけでも楽しめるものはまだいける。どうやら、ゲームそのものというより、遊びの部分が楽しめなくなったように思える。

ゲームの本質が楽しめないのだから、そりゃ楽しくないわけだ。
なんか、ゲーム以外何もない空っぽの自分がより浮き彫りになった
気がして、絶望感がすごい。

また楽しくゲームを深夜までやれる日は来るのか。

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