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WBCの準々決勝以降の仕組みについて解説!

 WBCも一次ラウンドが各地で終了し、舞台は準々決勝へと移り変わっています。負けたら終わりのトーナメント戦。勝ち進むのは一体どのチームなのでしょうか。
 今回は、WBCの準々決勝以降の仕組みについて解説していきます。

今大会の模式図

WBC2023の模式図

準々決勝

 準々決勝は、東京ドーム(日本)とローンデポ・パーク(アメリカ)にて開催されます。

 先日の記事でも書いた通り、準々決勝は

プールAの1位チーム(キューバ)
対 ①
プールBの2位チーム(オーストラリア)

プールBの1位チーム(日本)
対 ②
プールAの2位チーム(イタリア)

プールCの1位チーム(メキシコ)
対 ③
プールDの2位チーム(プエルトリコ)

プールDの1位チーム(ベネズエラ)
対 ④
プールCの2位チーム(アメリカ)

 の組み合わせで戦います。

準決勝

 また、準々決勝の勝者を上のようにそれぞれ①、②、③、④とすると、ローンデポ・パーク(アメリカ)で行われる準決勝は次のようなカードになります。
※()内の国は現時点での決定国

①(キューバ)
対❶
④(アメリカ)

②(日本)
対❷
③(メキシコ)

 なお、15日に行われた準々決勝第一試合
キューバ代表対オーストラリア代表の試合は
 2-1でキューバ代表が勝利したため、キューバ代表が準決勝へと駒を進めました。

 また、17日の日本代表対イタリア代表戦で日本代表が勝利したため、②には日本代表が組み込まれます。

 また日米戦はいつになるのかと思っている方も多いと思いますが、結論から言うと、可能性は決勝で当たることしか無くなりました。

 というのも、16日に更新されたWBC主催者のホームページで決勝トーナメンが公開され、本来準決勝で当たるはずだった日本代表とアメリカ代表の試合が避けられているのです。
 まさかの大会中にトーナメントが変更されるという異例の事態で、日本代表はメキシコとプエルトリコの勝者、③と準決勝で当たることに変更されました。
 トーナメントの変更について詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。

決勝

 決勝はもちろん準決勝の勝者同士、上でいうところの



 ということになります。決戦の舞台は3月22日、アメリカのローンデポ・パークになっています。
 試合開始は日本時間の朝8:00と社会人や学生を殺しにかかっているような時間帯ですが、日本代表が決勝に進出したなら是非とも見ておきたいですよね。
 世界大会の決勝、一体どのような結末になるのか今から楽しみです。

 いきなり準決勝の相手が変わり日本代表の中では動揺する選手もいると思いますが、彼らにはいつも通りの野球をしてほしいです。アメリカでも頑張れ、侍ジャパン!

出典

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