東京ヤクルトスワローズの投手戦力紹介!早めの開幕一軍予想も
2月も下旬に入り、オープン戦も始まりました。
今回は、ヤクルト投手の2024年の戦力紹介をしていきます。最後では開幕一軍メンバー予想もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
※以下一部敬称略
昨季のヤクルトの主な投手陣
先発
昨季もヤクルトの先発は課題として残ってしまいました。狭い明治神宮野球場を本拠地にしているという大前提はありますが、防御率2点台を記録した主な先発投手はおらず、特に高橋奎二選手は20試合に登板して防御率4.60と調子の上がらないシーズンでした。
小川泰弘選手は規定投球回に到達し10勝、防御率も3点台前半といい成績を残していましたが、エースという名を背負っている以上もう一声ほしいですね。
しかし、前半では吉村貢司郎選手、後半では山野太一選手が頭角を現すなど若い芽が育ってきているのも事実です。今季はそういう戦力がどんどん一軍で投げられるといいですね。
中継ぎ
救援陣は勢いのある選手が増えてきましたね。制球難に悩まされていた木澤尚文選手はコントロールを改善し、チームトップタイの56試合に登板。防御率も2.72と安定していました。また、星知弥選手が中継ぎとして再ブレーク。ルーキーイヤーに18試合に先発した右腕が、今度は頼もしい中継ぎ投手となって帰ってきました。
他にも今野龍太選手や丸山翔大選手など、これらの選手に比べると登板数は少なかったものの、一軍にしがみついた選手はいましたね。
入れ替え・離脱中選手
では、ヤクルトのオフの選手の入れ替えと、怪我で戦列を離れている選手を見てみましょう。
入退団一覧
故障中選手
今オフにヤクルトから退団した選手で特に期待値も高かったのは梅野雄吾選手。25歳ながらすでに200試合以上に登板しており、若さも相まってこれからヤクルトのブルペン陣を担っていくのかと思っていきましたが、現役ドラフトで中日に移籍。現在は新天地でレギュラー争いを繰り広げています。
新加入の選手の中には経験な豊富なベテランも。34歳の左腕・嘉弥真新也選手はソフトバンクから入団。ワンポイントの起用のみならず、接戦時の起用でも輝くと思うので、個人的には一軍にいてほしい選手の1人ですね。また、ミゲル・ヤフーレ、ホセ・エスパーダ両選手が新助っ人として入団。この2人にも期待したいですね。2選手についてはぜひ下の記事をご覧ください。
ヤフーレ選手
エスパーダ選手
怪我人に関しては、良いニュースと悪いニュースが1つずつできてしまいました。良いニュースとして、奥川恭伸選手が対外試合で好投を見せており、今季こそローテーションに戻って来れそうだということがありますが、悪いニュースとして、昨季の守護神・田口麗斗選手が下半身のコンディション不良で一軍キャンプを離脱。
髙津監督も「開幕には間に合ってほしい」とコメントしていることから、現状では開幕不透明な状況であります。焦らず治してほしいものの、絶対的存在なので開幕には田口選手の姿を一軍で見たいですね。
開幕一軍予想
以上を踏まえて、今季の開幕一軍を今から予想してみようと思います。
先発
昨季の主要メンバーに吉村貢選手を加えてみた、という感じですね。シーズン途中からはもしかしたら奥川選手がここに入ってくるかもしれないと考えると、ワクワクしますね。本当のことを言うと石川雅規選手は投げ抹消を繰り返すと思うので谷間の先発も欲しいところなんですが、山野選手やミゲル・ヤフーレ選手にその役割を期待したいですね。
中継ぎ
筆者は田口選手が開幕に間に合わないという想定で予想してみました。髙津監督の発言から復帰時期が未定であること、清水昇選手など守護神代役の選手はいることから球団もそこまで田口選手を焦らせないのでは、と思いました。
また、新外国人のエスパーダ選手にも期待。エスパーダ選手ほどの実力があればヤクルトの中継ぎ陣に割って入ることもできると思うので、頑張ってほしいです。
まとめ
先発投手陣の"投壊"、特定の選手への死球の多さからあまりいい意味で話題とはならなかった昨季のヤクルト投手陣。今季はそんな汚名を返上するような素晴らしいピッチングを見せて欲しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典・画像引用元
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?