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プロ野球開幕まであと4日!今年の順位を予想してみた〜セリーグ編〜

 一昨日のオープン戦で多くの開幕投手が開幕前最後の登板を終え、いよいよプロ野球開幕への雰囲気が高まってきました。
 今回は、2023シーズンのセリーグの順位を予想してみました。余興的な感じで楽しんでいただけると幸いです。

1位:横浜DeNAベイスターズ

あの大物右腕加入で一気に躍進の可能性大

 昨季は6位から2位に圧倒的大躍進を見せたDeNA。首位ヤクルトに肉薄したものの、終盤で疲れが見え追い越すことはなりませんでした。
 35年ぶりの優勝に向け、DeNAは「トレバー・バウアー」という最強カードを切ってきます。メジャーリーグでサイ・ヤング賞を受賞している世界屈指のピッチャーのDeNA加入で先発ローテは大幅に強化。
 メジャー時代には"中3日"発言もしていたバウアー選手がDeNAに入団したことによってDeNA優勝の可能性が十分にありえてきました。

 野手も佐野恵太選手や牧秀悟選手、宮﨑敏郎選手など強打の選手が揃っており、京田陽太選手のトレード入団によって守備も万全。リーグ制覇、そして日本一に向けて死角無しです。

2位:中日ドラゴンズ

貧打解消でDeNAと一騎打ち?

 立浪政権1年目の昨季は首位に大きく差を広げ最下位に沈みました。広いバンテリンドームでホームランを放つことのできるバッターが少なく、長打を放てていた阿部寿樹選手もオフにトレードで楽天に放出済み。
 しかし、DeNAから現役ドラフトで細川成也選手を、新外国人としてアキーノ選手を獲得し長打力を補うと、欠けた二遊間もルーキー田中幹也選手、龍空選手が穴を埋める活躍。
 言うこと無い投手陣を携え、シーズン終盤ではDeNAとの一騎打ちもあり得そうです。

3位:阪神タイガース

鍵を握るのは守備力の向上か

 昨季は泥沼スタートも3位に漕ぎ着け、クライマックスシリーズファイナルステージまで進出した阪神。
 岡田新監督のもと新生阪神は大補強をし、ミエセス選手やノイジー選手などパワーヒッターを中心に獲得。強力クリーンナップを形成し、日本屈指の投手陣を援護します。

 しかし、阪神の順位はエラー数の多さによって上下してくると思います。
 例年多くのエラーを出し、もったいない失点で試合を落としているケースもある阪神なだけに、守備力さえ上がれば負け無しのチームになることは明白です。
 優勝候補でもあるので、他球団は侮れない相手です。

4位:東京ヤクルトスワローズ

村上宗隆選手の活躍次第で大幅変動

 昨季は球団29年ぶりのリーグ連覇を成し遂げたものの、日本シリーズではオリックスに惜敗。日本一連覇を惜しくも逃しました。
 リーグ三連覇を狙いたい今季ですが、守護神のマクガフ選手が退団、山田哲人選手の早すぎる衰えなどが心配要素に。
 しかし、若手選手の台頭などにより、そこまで心配は要らなそうですね。

 問題は野手。塩見泰隆選手が下半身のコンディション不良ですでに開幕絶望とされており、さらになんといっても注目すべきは村上宗隆選手。
 昨季はシーズンホームラン記録を塗り替える56号を放った村上選手ですが、昨季とWBCの疲れなどから昨季の活躍を超えることはなかなか難しく、今年の成績次第では最下位、なんてこともあり得るかもしれません。
 しかし、裏を返せば昨年レベルの活躍をすれば、優勝だって難しくありません。
 全ては村上選手にかかっている、とまでは言いませんが、少なからず村上選手の活躍はチーム順位に影響してきます。不振になった時にチーム全体で補えるかもポイントになってきそうです。

5位:広島東洋カープ

走塁意識を高められれば…

 佐々岡前監督の集大成とも言えた昨季はまさかの5位。盗塁数の少なさや走塁の消極さが露呈し、Bクラスに落ち込む結果となってしまいました。
 野間峻祥選手や小園海斗選手らが積極的に走る姿勢を見せれば、チーム全体で走塁に対する意識が変わってきそうですね。

 投手で言えばWBCで故障離脱した栗林良吏選手も問題なくチームに復帰しており、オープン戦でも3月24日のソフトバンク戦では1回無失点に抑える好投も見せました。
 先発には大瀬良大地選手、森下暢仁選手ら厚い選手層があり、中継ぎにも実力派が複数存在。野手でも西川龍馬選手らが機能すれば、Aクラス入りも見えてくるはずです。

6位:読売ジャイアンツ

投手と遊撃課題の改善が急務

 久しぶりにBクラスに落ちてしまった昨季の巨人。前年の「中5日ローテ」の疲労が響いてか、投手陣は中継ぎ総動員の試合も増えて全体的に磨耗した感じがしました。
 さらに、今季は菅野智之選手が開幕絶望。おそらく戸郷翔征選手も裏ローテスタートかローテの2回り目からの参加の可能性が高く、先発の枚数が明らかに足りていません。
 育成から上げてくるか、トレードなどで補強するかでどうにかして先発の枚数を作りたいところではあります。

 野手では梶谷隆幸選手が支配下登録され、外野に厚みがもたらされました。もちろん数少ない生え抜きの松原聖弥選手にも活躍してもらいたいところですが、ウォーカー選手などとも定位置争いを加熱させてもらいたいです。
 さらに、衰えが始まっている坂本勇人選手の後釜問題も重要です。即戦力ルーキーの門脇誠選手がここまで一軍に帯同しなかなかの打撃センスを持っており、もしかしたら坂本選手と門脇選手の併用で開幕するかもしれませんね。
 とにかくこの2ポジションの課題を解決しなければAクラス入りは見えてきません。原辰徳監督の敏腕が試されています。

まとめ

 以上が、筆者が予想する今季のセリーグの順位です。正直ヤクルトの順位が非常に分かりづらく、他球団を先に決めてから消去法のような感じで4位に収まりましたね。シーズンが終わる頃には一体どうなっているのでしょうか。
 シーズンが終われば、順位の答え合わせをするのも面白そうですね。まずは、開幕を待ち構えましょう。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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