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”絶対優位の戦略”は、ぼくのこれからの指針にしていきます


ぼくは、自分の性格がこどもじみていると、ときどき考えます。


どういう点かと言うと、感情的にイヤなことを避けてしまう行動と取るところ。
人との関わりの中であれ、物事への向き合う中であれ、直面する選択肢に対して、その場の感情で、なんとなくその場をやりすごしてしまうようなこと、そういうところです。
何も決めずに”やりすごす”。
意味わからないですね。わかってはいるんです。それじゃだめなこと。
結果オーライなことはありますが、当然いつもオーライなわけはなく、こんなやり方は、「他力」「他責」で「最悪手」です。
こういう性格は意識して直さないと、いいことは決してないな、と思っていました。
いつもそんな風なわけじゃないんです。
メンタルをやられた感じだと、物事はネガティブにとらえがちですが、そういう状況に陥ったときです。
ただそのときには、「ああメンタルやられてるな」なんて冷静な自己分析はありません。振り返ってみると、あのときはそうだったんだ、と気が付く感じですね。

人生の転機に必要なアクセント 〜Voicyはおおきなひとつ〜


2年ほど前に大きな転機がありましたが、その後もしばらく(すくなくとも半年くらい)は、いらいらとすることも多く、自分でもなんだこれ?っておかしな状態があって、前後をあわせるとおそらくトータル5年程度は、精神的におかしかったと思います。

昨年の2月くらいからvoicyを聴くようになって、客観的にいろんなことを考えるきっかけがでてきて、立ちなおってきたように思います。
特に木下斉さんの#くそじじいのはなしとか(笑)、お世話になってきました。

しっくりときたゲーム理論の解説

そんな中、山口周さんのVoicy。
上記の木下さんのvoicyでも同様のことをお話しされていますが、山口周さんの「絶対優位の戦略」ということばは、ぼくにはとてもしっくりきました。

ゲーム理論では、本人にとってどんな状況にあっても最大のリターンをもたらす戦略が、「絶対優位の戦略」だという。相対優位というのは場合によっては優位になる。”場合によって”なので、どんな状況でもということではない、と強調しておられました。それが”絶対”か”相対”かの違い。

山口さんは、30代で熱心にゲーム理論を学んだそうで、その時から絶対優位の戦略を意識してきたということでした。
その結果が現在のご自身にとっての幅や奥深さにつながっていると言う面があると言うことも話していました。

例として挙げていたのは、例えばあいさつするとか人にやさしくするなど、
あいさつをして相手が返してくれなかったら、ちょっとへこんだりするかもしれないけれど、かと言って失うものがあるわけではない。相手が気持ちよく返してくれればこちらも気分がよくなり、相手だって気持ちがよかっただろうから、悪いことなんてひとつもない、ということでしょう。

続けての発信で、”絶対劣位の戦略”についての説明もしていらっしゃいました。
不幸になっていく人は”余計なことをする”=”絶対劣位の戦略”だ、という解説。山口周さんは、ひとつの例として、いわゆる”SNSでのクソリプ”挙げています。

若干ズレるかもしれないですけれど、かげぐちを言うとか、ちょっと揶揄するような皮肉を言ってしまうとか、そんなつもりはなくて、冗談のつもりでも余計なことを言ってしまう傾向にある人はいますね。
ぼく自身、軽口をたたいてしまうことがあるので、要注意。
一種のクセみたいなものなので、相当に気をつけなければいけない。マウント取りがちな人もそうかもしれません。

人生は複利で考える


そして、日々の小さな意思決定をたとえ0.1%でも方向になる可能性のあるものを選択する、これは、複利の法則で1%の進歩でも72回繰り返せば倍になるのだから、そういう”絶対優位の戦略”的な生き方をするほうが良いでしょう、ということなのです。

木下 斉さん以外、ほかのvoicyパーソナリティさんの発信でも、こうした話は耳にしたことがあります。

気づいていないわけではなかったけれど、やはりその時々の感情を優先してしまっていたのかもしれない。いまさらながらとは言っても、過ぎた時間は変えられない。せっかく”ご破産で願いましては”と精算しているので、残り時間は短いけれど、前を向いてこれからを変えていこうと、あらためて考え動いていくことにしています。



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