HIITを習慣化させることに成功した、たった1つの魔法

HIITについて調べると、たくさんのメリットがあることがわかります。
ですが、ほとんどの人が効果を実感する前に続けられなくなってしまいます。

僕もその1人で、「よーし、HIITを習慣化させるぞ!」と、さいしょに意気込んだ時からもう2年が経ちました。
おそらくこの2年の間に取り組めたのは、せいぜい10日程度でした。

ですが、驚くことに数日前から無意識にHIITを継続しているのです。一体なにがあったのか。
結論から言うと、
「タイマーを使わず、何回やったかも数えない」
という考え方が継続を導いてくれました。

継続に失敗し続けてきた2年間は、
「明日〇〇時に、何分間バーピージャンプをやろう」
そんな目標設定をして取り組んでいました。
目標の立て方としては聞こえがよく、ものすごくシンプルで正攻法のようにみえるかもしれませんが、ここには思わぬ落とし穴がありました。

それは、これからどれぐらいキツイことが起きるのかを想像できるようになってしまうことでした。
「あー、また今日もこのキツイことをやらなきゃいけないのか」
そんな気分が、継続を邪魔してくるのです。

そうこうしているうちに、いつのまにかやらなくなっている。
そんな失敗を繰り返した2年間でした。

ところが今回、「とりあえずやって、疲れたらやめる」それぐらいの気持ちで取り組み始めたところ、むしろ楽しく継続できるようになったのです。

なぜそうなったのかと、自分なりに考えてみました。

僕が思うに、「何分間やらなきゃいけない」という決めごとがなくなったことが大きかったと思います。

「とりあえずやって、疲れたらやめる」というのは、どちらも自分で決めていることです。
はじまりも終わりも、自分で決めます。
ですから、「やらされている感」がなくなり精神的なツラさをぬぐい取ってくれたと感じました。

それと同時に、「自分で決めて取り組んでいる」という事実が自信につながり始めました。
「〇〇分間やろう」と決めることは、時間そのものにやらされているのと同じことだと思います。

「あー、今日も何分間もやらなきゃいけないのか」
そんな気持ちが浮かんでしまったら取り組むまえにイヤになってしまいます。
でも、「まあとりあえずやって、疲れたらやめよ」
ぐらいの気持ちでいると、取り掛かる前にほとんどイヤな思いをせずに済みます。
なんせ、疲れたらやめればいいのですから。

とくに最初のうちは、体力もないし、科学的に効果的だと言われている時間にそってやるのはとても大変なことです。
最初からキッチリ時間を測ってやらなくても、
毎日少しずつやっていれば、「疲れたらやめる」のリミットが徐々に上がっていくと思うのです。

そうして結果的に「何分間できるようになった」
ということになるのだと思います。

ですから、最初のうちは疲れを感じる前にやめるぐらいで丁度いいのかもしれません。
やってれば自然と体力もついていきますから。

この考え方で、なまけものの僕でも継続できるようになりました。
少しでも参考になれば幸いです。

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