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上げ底を用意する

人には知的好奇心なるものがあるらしい。
それがどんなものであろうと。

例えば「怖いもの見たさ」。
怖いのに、見たくないはずなのに、
その先に何があるのかを知らずにはいられない。



うーーーーん素晴らしいね!!!
これが強いと強いほど学者さんとかに向いてるってことなのかな?

まあ強弱あれど知的好奇心はあるんだろうねっていう前提を覚えていて。

本題はここから

私は上げ底理論と呼んでいる。
もしかしたら学術的な名称があるのかもだけど、これは私の経験則からのお話。
だから、私の上げ底理論。

内容はこう。

人は秘密にされるとちょっと気になる。
気になるから何とかして知りたくなる。
何とか知ることができたらすごく満足する。
満足"してしまう"。

それが秘密を隠すための
上げ底に置かれていた空箱だとしても。

つまりはだよ
秘密にしたいことは二重三重で保管しときなよってこと。

嘘で塗り固められていても
相手が"それ"を認知するまでは塗装が真実。

シュレディンガーの猫みたいだね。

でも、これだと誰も傷つけない。
1番丸く収まる形なんじゃないかと思う。

私はあんまり自分のことを
人に教えたくないから、

相手が持っていそうな「認知上の私」に
何とか沿わせて上げ底を用意する。

自分の内実を日の下に晒したことは、
記憶上ない。

いつか露わになって日焼けするのかもしれない。

まあそれもそれでいいのかもしれない。
こんな後ろめたいことをしなくてもいいのはある意味では救いなのかもしれない。

でも今の私にとって、上げ底は人に相対する上での必須道具になっている。

それが心地いい。それが後ろめたい。
ゴミカス二律背反だね。

そんなこんなでまた私はひとつ棚を作る。
人と楽しくお話するために。

はぁ

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