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童貞コンプレックスが強まる社会人1年目【飲み会】①
こんにちは、ノバディです。
ひねくれ童貞エンジニアが、つらつらと社会人生活を書いていきますので、お付き合いくださいませ。
前回のnoteでは、入社して同期が30人中18人が女性だったところまでを書かせていただいた。
中学から大学院まで、女性とお話してこなかった青春を過ごしてきた私にとって、同期の半分が女性であることは恐怖でしかない。何を話せば...童貞なら、分かってくれるよね...?
ある日、内定式の会場に向かう中で、勇気をもって、一人の同期の女性に話しかけてみた。
「好きな映画とかってある....?」
ファーストコンタクトがこれである。改めて振り返ると頭おかしい。
だが、この女性は、ホントにたまたま映画オタクで話が割と弾んだのである。
「ああ、私も女性とまともに話すことができるのだ」と自信を持った瞬間だった。
内定式も無事終わり、同期で飲み会をすることになった。イケてる陽キャ男が主導してくれた。
「うわ~、女性の多い飲み会... ましてや男も陽キャで....何を話すんだよ!」と思う一方で、社会人になって周りの環境は一変したのだから、飲み会に参加するくらいならと思い、参加することにした。
地獄だった...
まず女性の前では、下ネタは、話せない!(コンプラも意識して)
今期のアニメは、何見てる?と聞いてくるオタクもいないのだ。
陽キャは、同期の女性を口説いていく始末...(私にはそう見えただけかもしれない)
ちなみに映画が好きな私だが、一般的なMarvelとかより「ブレードランナーが・・・・」とか、「黒澤明のあのシーンが・・・」とかを語りたい、まさに結婚できない男代表のオタクなのである。
オタクで童貞である私は小さなコミュニティに所属し、自分と話の合う人たち、童貞たちと一緒にいるという環境が居心地よく、中学から大学院まで環境の変化を恐れてきてしまったのだ。
そうなれば、この飲み会はもう地獄....
この時の男女の共通の話題は「恋愛」であった。
え?飲み会って、そういう話をする場所なんだ...
初めて、小さなコミュニティから脱した飲み会は、そういう場所だった。
童貞しかいない飲み会では、恋愛というよりは、童貞の妄想トークに花が咲き、その中で時折現れる下ネタに爆笑する。
「これが飲み会でしょ!」
心の中の叫びである!
「ノバディ君はどういう人がタイプ?」
突然、私に恐怖のバトンを渡されたのだ....
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