見出し画像

童貞コンプレックスが強まる社会人1年目【初デート】

こんばんは、ひねくれ童貞26歳のノバディです。

デートを初めてしたのは、24歳の時でした。そもそもキスやHが24歳ならまだしも(いや、世間的にはヤバいのかも...)、人生初デートとなるともう手遅れ感がありますよね。いや、まだ間に合うはずだ!!

人生初のデートの経緯は前回の記事に書いてますが、ここからでもテキトーにお読みください。

お相手も社会人だったので、20時集合の東京駅(お相手の職場も近く、色んな店が多そうだったから)に決定しました。

東京駅に私は集合時刻の40分前に到着しており、ネットで調べていたお店を見て回り、いいお店を何件かピックアップしていた。同期の女性である天使さん曰く、女性は選択肢が欲しいらしい。

「どこのお店がいい?」

という感じで選択肢を準備する。完璧やん。

今回のデートのお相手である「赤ちゃん」(普段は名字呼びの仲)とは、バイトを辞めてから1年以上会っていなかったが、20時5分前に素敵な笑顔で

「お久しぶりです!お待ちしましたか?」

と、近づいてきた。うわー!ダメだ!さっそく何を話していいか分からない。何を話したか記憶はないが、何とか間を埋めながら、会話をした気がする。

「イタリアンと和風な居酒屋とこういうタイ料理っぽいのがあるんだけど、どれがいいですか?」

「居酒屋みたいなところが落ち着きますし、そういうのが好きです」

おお~!選択肢は割と正解だったかもしれないし、そういうタイプなんだと相手のことも知ることができた。

居酒屋に入ってからも「バイトを辞めてから今まで何をしていたのか」や「行ってみたい国」や「ディズニーランドのあれが良かった」など、話は想像以上に盛り上がったのだ。

しかも、この居酒屋は、醤油にこだわっており、わざわざお客様の前で醤油をかけてくれる。こういうちょっとしたパフォーマンスも話のネタになり、会話は止まることはなかった。

私も女の子と普通にデートができるのではないか?しかも目の前には、気になっていた人がいる。私はこのデートをきっかけに「気になっている人」から「好きな人」になっていた。

「あの、またよかったら、一緒に飲んでくれますか?」

私は、2回目のデートに誘うことをスルリとやってのけた。一度、デートに誘うことの勇気を乗り越え、デートを成功させてしまえば、もう2回目のデートのお誘いは余裕になっていた。

「ぜひ!」

2回目のデートも同じく、仕事終わりの東京駅20時集合。2回目のデートは次あるかないかの大事なデートであるとネットに書いてあった。童貞にとって、それは緊張させるワードである。

緊張しながら2回目のデートも始まった。1回目の余裕とは裏腹に地獄のようなデートになるとは思っていなかったのだ、、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?