目を閉じて聴く贅沢なひととき
年始早々、イヤホンを取り出したらイヤーピースが外れて何処かへ紛失するという出来事があり新年早々不吉!と思ったけれど、ここ数ヶ月ヘッドフォンばかり使っていたから注意して取り出すことを忘れていただけだと思われる。
先日のPort of Notesのライブ以来ずっと聴いている。
Port of Notesの曲を聴いていると自然と目を閉じてしまう。読んでいた本も、考えていたことも突然止まり、音楽にだけ浸る時間が訪れる。
なんて贅沢なんだろうか。
目を開くと、止まっていた時間はゆっくりと流れはじめ、いつも景色が優しく見える。
サビのフレーズの語尾でキュッと上る感じの歌声が好きなんだけど、この歌い方に何か名前があるのだろうか。弦の音のような。
先日のライブでクラムボンの原田郁子さんもギターの大ちゃんも、Double Famousで畠山さんを知り度肝を抜かれ、Double Famousのライブの帰りに畠山さんに話しかけPort of Notesが始動したと話していた。
こんなにも自分を開放して歌う人が日本にもいるのか、本場のジャズシンガーだと。2人に大絶賛されて終始照れていた畠山さんがかわいかった。
20代の前半にPort of Notesを知り畠山さんの声にずっと魅了され続けていたものの、Port of Notesの曲ほどソロ曲を聴き込むほどではなかった。でも、安室さんの声が好きになり、アカペラやコーラスなど様々な曲を聴き込んでいくうちに細かなニュアンスが聴き取れてきたら、他の人の曲でも細かいニュアンスに耳が傾くようになり、畠山さんのソロもPort of Notesの曲とおなじぐらいに好きになっていた。
目を閉じて聴く贅沢なひとときを教えてくれてありがとう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。