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ルーツ

岐阜は祖父母の出身地で、小さい頃に訪れたことがあるらしいんだが全く覚えていなく、いつか訪れたい場所ではあったものの行く機会を掴めないでいた。今回乗った夜行列車が岐阜県の大垣駅を起点としているため、岐阜駅まで一駅ということもあって、Final Spaceをめぐる旅の終わりに行くことにした。

以前、家系図を作りたいと思ったことがあって、戸籍がある区役所で辿れるだけのものを出してもらったことがあり、そこには岐阜で住んでいた住所が書かれていたんだけれども、だいぶ昔のことどこにあるか見つけられず、しかもおじいちゃんの名前をすっかり忘れていうことに気づいた。私が生まれた時にはもう亡くなっていたので会ったことなかったにしても名前だけは知っていたはずなのに。辛うじておばあちゃんの名前は思い出せて幸い。

特に巡りたい場所があるわけでもなく、ただただレンタルチャリでふらふらと小道を走り回っていた。無駄に暑い。

チャリ散歩が終わり、岐阜に住んでいる友達と合流し、モネの池に行きたい旨を伝え連れて行ってもらう。

まさかモネの色彩が再現されているなんて到底思っていないので、期待はずれですよ、なんて言われていたけどもそんなこと全くなかった。枯れている葉っぱが多かったから見栄えはやや悪いけど、緑色の水の中を泳ぐ鯉がとても綺麗だった。緑色豊かな時期にまた来たい。

霧がとても近い。

雨が降ったり止んだりで、心地良い天候だった。それに、

雨の中のこういう景色見ると、昔雨の中歩いた熊野古道を思い出す。

自然を満喫し、焼肉でも食べに行こうということになり車を走らせてもらっている最中に問題直面。

帰りの電車の時間を確認しておこうと指定席を取り出そうとしたら、なんと切符がない。

なんと!!!行きの東京-大垣の券とクレジットカードの明細しか入っていなくて、大慌てで探すも出てこない。まーじーかー。ここまでかなり順調に進んでいたのになんてことだ。。。

一緒にいた友達が家に泊まっていいよと言ってくれいて、いやでもご実家だしそれなりに緊張するし、でもそれも楽しいからいいかなでもいい大人なのにほんとまじでなんなのあああああっなんてことがあったんですけども、早々結論を言うと、なんと、別のところにちゃんと保管されてたの。

出発時の私は旅行中の私のことなんて全く信用していなくて、すぐに使わない帰りのチケットは無くさないよう、よく使うノートの小物入れではなく(そこには毎日使う青春18切符が入っていた)文具入れの中にあるクリアファイルに挟んでたのだ。

エライ。エライのだが、そこにしまったことを思い出せない私まで想定して欲しかったよ、出発時の私さん。

大騒ぎしたことをお詫びし、安心して焼肉屋さんへと向かう。

お店の方にタンを勧められて、味付けしてあるとのことで召し上がってみたら、めちゃんこ美味しかったの。食べたことない味付けだったんだけど、なんて説明していいか分からず美味しいしか言えないから、読んでててもつまらなくないかね?

ここでも話題は安室ちゃん。
どこに行っても安室さん話で、こんなにぎゅっと連日のようにリアルで話すのなんて初めて。同じ話もあれば、異なるのもある中で今日は何と言っても、安室さんの身体いいよねで盛り上がった。筋肉骨最高。

帰りの夜行の指定席が無事見つかり、今その電車に乗って東京へ向かっている。安室さんをめぐる冒険ひとまず終わり。残すは三島で行われている星野道夫さんの写真展。

明日は雨の予定だったのに晴れに変わっていた。旅の後半、通り雨が多かったのに外にいるときは全く雨に降られなかった。意外に晴れ女なのかしら。その特性をどうか9/16も発揮してくれることを祈るよ。

そして、めちゃんこ眠たい。
なのに、となりの人の長い髪の毛がたまに腕をさわさわするから気になって仕方ない。
ではではおやすみなさい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。