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秋の剪定

今年も残暑続きますが、秋薔薇を咲かせるのは紅葉の時期に咲かせるのが一番綺麗とされています。
一般的な情報や例年の状況に固執せず、慌てず最高気温が27°から28°になって一週間内に剪定をするのがおすすめです。
プラスしてワンポイントで剪定一週間前に芽出しの即効性化成肥料を施肥するのもポイントです!

剪定は枯れ枝、混み枝を取り除き、冬の剪定(強剪定)より浅く剪定します。
剪定後の一般的な開花目安として、ハイブリットは剪定から約45日、フロリバンダは剪定から約60日後に開花すると云われておりますが、近年の温暖化もあり多少期間が短くなっているように思います。

とはいえ、早め早めに手を打つと夏薔薇として開花してしまい綺麗な秋薔薇としての開花が出来ないため、先にもお話ししたように慌てず余裕を持って剪定することがおすすめです。
また早咲きの薔薇に関しては、早めに咲かせ次の開花を12月頃にしクリスマスのプレゼントなどにするのもロマンティックで素敵なものではないでしょうか。

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したがって、品種やその土地の気候、見たい状態、時期、用途によって楽しみながら剪定をやってみましょう。

現状黒点病やハダニが発生している場合は、剪定時に一緒に取り除き、更に昨今の台風による塩害のある場合は台風一過の時に葉水で洗い流しましょう。
最後に剪定後にできるなら消毒を一度やっておくとよいでしょう。

【おさらい】
・剪定一週間前に化成肥料の施肥
・最高気温が27°〜28°になったら咲かせたい時期から逆算し剪定
・剪定後に消毒

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