置き去りにしていた自分をアーユルヴェーダを学んで統合していった3か月間のこと

こんにちは！
先週末、3か月に亘ったMOTHERでのアーユルヴェーダの学びが修了しました。
終わって数日が経っても特に大きな変化はなく過ごしていますが、3か月前と今との変化を考えると、とても大きな変化がありました。
私にとって大きな変化は次の3つです。

1.毎日穏やかな気持ちで過ごせる

心がけとしてSayakaさんから頂いた「ゼロヒャクにならない」や、「足るを知る」、「いい塩梅」、「完璧でないが十分である」などの言葉が自分に根付いたことが原因にあると思います。
完璧を目指して焦る気持ちを手放せたことで、自分にも他人にも優しい目を持って毎日過ごせるようになりました。

2.自分のことが分かる。自分を肯定できる

自分のことが分かるようになったのは瞑想の習慣から。自分を肯定できるようになったのは、ウェルネスジャーナルで毎日自分を観察したことと、病気のプロセスについて学んだことで、心と身体の繋がりと、原因と結果の法則が腑におちたからだとおもいます。また、学びの中で自分の分断していた過去を取り戻したような経験もさせていただきました。私はスクールに入った大きな動機が「自分を知りたい」だったので、いったん叶ったことになります。しみじみこの状態が嬉しい…

2-1 瞑想

瞑想の習慣で、自分の内側を見たり自分と対話することを始めてから、自分が何を考えているかや、自分の感じていることをしっかり見るようになりました。そして自分の軸を感じられるようになりました。それをしていなかった以前は本を読んでも何かを学んでも影響を受けっぱなしで得た知識から自分で取捨選択する力が弱かったと思います。自分の識別の目が養われたことで、誰のどんな意見でも一旦受け取ってから取捨選択して咀嚼する。または咀嚼してから選別するなど、自分軸で判断できるようになった気がします。今まで自分の事が分からなかったのは、自分のことを見ていなかったからだと今は分かります。

2-2.ウェルネスジャーナル

ウェルネスジャーナルは、たとえば毎日の排出の様子も記入する欄があります。初めは排出のことは見なかったことにしたくてその欄をサボっていました。でも、食べて咀嚼して消化吸収代謝して排出するまでが食べることであると学んだことが腑におちてからは、排出に目がいくようになりました。それに気づくまでの私は「入るものはいい、出ていくものはダメ」と分断して自分の半分くらいを否定していたことに気づきました。自分の全体を俯瞰して肯定できたのはウェルネスジャーナルのおかげです。ダメな日もあるけれど、それはそれです。

2-3.病気のプロセスについての学び

病気のプロセスについて学んだことで、13年前に切除した癌のことと、それにまつわる体験の全てに対して原因と結果の法則が理解ができました。授業中に涙が止まらなくなりました。忘れていた昔の体験や、多分辛かったから無かったことにしていた体験、その結果癌になったことについて全部が繋がって、「そうだったんだよ。分かってくれたんだね」と自分が自分に言っているようでした。癌になったことは、私の人生の中で割と大きな出来事だったのですが、ずっと理由は分からなかったし分からないままだと思っていました。ざっくりストレスかな。くらいで。それが自分で微細な所まで理解できたことは、自分の過去を迎えに行ったような不思議な気持ちでした。そんな日が来たことがとても幸せです。

排出のことと、病気になったこと。この2つは学びの前は自分の中で長い間タブー視していました。それが統合されてタブーが取り払われた今は自分を包括的に見れて、包括的に使うことができるようになったのではないかな。と思っています。

3.自分で自分の機嫌がとれる

自分のことを見れて、自分を包括的に分かるようになったことで、自分で自分の機嫌がとれるようになりました。

ちょっと心の雲行きが怪しくなったら、ひとまず深呼吸して自分に「どうしたの？」と問いかける時間を少しでもいいのでとります。そして返ってきた答えでその時とれる行動をとります。

答えはその時々で色々なので、お茶を飲むこともあれば、お菓子を食べることもあったり、少し気分転換をしたり、帰宅してからケアすることにしたりなど色々あります。今の状態に気づくと状況がそれ以上悪化しない気がします。

怪しい雲行きを放置せず、気付いて対処できるのは長い目で自分の可能性を広げてくれそうな気がしています。「乱れたら戻せばいいだけ」師の言葉です。私たちは機械ではないので揺れて当たり前だと私は思います。何より大切な自分とのパートナーシップに時間をとりたいなと思う今日このごろです。

4.さいごに

アーユルヴェーダをMOTHERで学んだ3か月は、自分にとって「起こるはずもない」と思っていた程のことが沢山起こりました。病気への理解。自分を知ること。自分をまるごと肯定すること。そうなった今は毎日がとても穏やかで快適です。

今の私は半径10mの保健の先生みたいな存在を目指しています。周りの愛する人たちがちょっと疲れたり、体調が悪かったりしたら、「どうしたの？これはどう？」と自分の実践から得たアーユルヴェーダの知恵をその人に合わせて処方する。そんな存在になりたいです。

ここでも読んで下さった方が少しでも楽になったり、やってみよう！と思ってくださるような投稿ができたらいいなぁと思いながら、いつもデバイスに向かっています。

今日も読んでくださってありがとうございました！

楽しい週末を！