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自分の意見を持つ練習GW#1/10

今日から、GW中4/27から5/6までの10日間一日一つニュースを選んで自分の意見を持つ練習をしようと思います。

4/27に選んだニュースは
"じつは「老衰死」は悲惨…医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」" https://l.smartnews.com/m-SoKQU/Llmdd1


死ぬならどんな死因が良いかという内容で、一般の人は理想の死に方といったイメージのある「老衰死」はポックリと死ぬわけではなく、じわじわと身体が衰えていき不自由なことが増え、全身の関節などの痛みにも耐えながら生活をつづけたうえで死に至るということで、楽に寝たまま死ねるというものではなくイメージよりも悲惨な死に方なのだそう。


他にも、ピンピンコロリと死ぬには脳出血や心臓の病気などもあるそうですが、脳出血の中でもクモ膜下出血は頭をトンカチで殴られたような想像を絶する痛みを伴うそう。痛みの激しさ以外にも、死ぬための準備をする時間もなくこの世を去ってしまうデメリットも指摘していて、お金の整理や家族に見られて恥ずかしいものの処分も出来ないことが挙げられていました。


一方で、がんで死ぬことはデメリットが大きいとみられがちですが、余命がある程度読むことが出来るので、いわゆ「終活」をすることが可能ということが挙げられていました。必要以上に抗がん剤などの積極的治療を行わなければ苦しみに耐えることも少なく、死ぬ前に会いたい人に会ったり、死後のことを遺言として残すこともでき、メディアで伝えられがちな「治療がつらい」「痛みが大変」といったデメリットだけではないとのコメントがありました。


自分の人生に置き換えて考えたときに、ピンピンコロリと死ぬのは苦しまなくていいなと漠然と考えていましたが、実は終活などの準備をする時間がなく、いきなり死ぬというのも残された家族はお別れの言葉も交わすことが出来ずに満足のいく最期なのかと改めて考えさせられました。


だからと言って、がんが一番良い結論になるのは早計と思います。コメントを出していた医師も消去法でがんが「マシ」と言っているだけで、積極的にがんになりたいと言っているわけではありません。


この記事を読んで思ったことは、自分の死について実際に死に直面する前に一度自分でどうしたいのかを考える機会を持つことが良いのではないかということです。自分の死について考えることで、今の人生について考える機会にもなり、無為に生きる時間も減り、充実した人生を過ごせる可能性が増えるのではないかと思います。


自分の死は、自殺を除けば自分で決められるものではありません。(もちろん自殺はいけないと分かっているつもりです)
自分が死に直面した時に公開しないような生き方を今から心がけて、一瞬一瞬をかみしめて生きる時間を増やしていきたいと切に感じました。

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