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ミリ知りで『映画ゴールデンカムイ』を見て沼った話

秋澄(あきすみ)と申します。
タイトルの通りですが、ミリ知りで実写ゴールデンカムイ見に行きそのままズブズブと沼にはまった話になります。

映画を見に行ったのは2月頃で、今度の休みに映画を見に行きたいけど何かやってないかなと考えていたところ、職場の上司より「今上映されてるゴールデンカムイの実写映画が面白かったよ」と言われたのがきっかけでした。

作品自体はアニメ放送当時から気になりつつも結局手つかずで、SNSでファンの方を見かけたり、連載当時の様子を見かける程度でした。

当時知っていた知識といえば

  • アイヌ民族が登場する

  • アシリパという少女がいる

  • 杉元という人がいる

  • 額に白いものを付けた人がいる

  • 薩摩隼人がいる

  • ラッコ鍋

……と、この程度でした。
正直内容については全く触れておらず、SNS上でネタバレを見かけることもなかったと思います。
強いて言うなら、作中でタイトル回収があった時にトレンド入りしていたくらいでしょうか?
ファンの方が徹底されていたからこそ、ネタバレを踏まず新鮮な気持ちで作品を楽しむことができました!

時代背景も物語の主軸も題材も監督もキャストも下調べせずに見に行ったのですが、エンディングの余韻に浸りながら気づけばショップでパンフレットを買い、家に帰って配信されてるだけのアニメを視聴し、後日再度映画館へ足を運ぶほどドはまりしました。

”実写映画”という点で抵抗もあったのですが、教えてくれた上司がオタクというほどではないけれどアニメ好きで、知っているアニメの実写化は当たり外れ関係なく大体見ている方だったので、そんな上司のお墨付きなら面白いのでは見に行く決心がつきました。

本棚に空きがなかったので、慣れない電子書籍で全巻購入し一気読みしましたのですが、読みながら「こんな回アニメにあったっけ?」と、思うこともあったのですが「まあ、なかなか刺激的だからな」と納得してしまうような描写がかなりあり驚きました。

何と言いますか、いろんな作品をたしなんできて猟奇的なシーンも官能的なシーンにもそこそこ慣れていたとは思っていたのですが、それからヒョイと頭一つ抜けたような描写に「こんなシーン描いても大丈夫なのか?」と思うことが多々ありました。
あと、男が脱ぐシーンが多くてこれも驚きました。筋肉がたくさん見れてよかったです!

教科書でしか知らなかったアイヌ文化や、日露戦争後の日本についてなどにも興味を持ち、本屋に立ち寄った際に関連した本を購入したり、youtubeで解説動画を見たりとだいぶ影響を受けました。
元々歴史の勉強は好きだったのですが、西洋史中心だったため日本史の勉強自体が新鮮で楽しかったです!

キャラクター達も今まで出会ったことがないような個性的な方が多く、また深い闇を抱えた方も多く、それが物語により深みを出していたと思います。
気になっていた薩摩隼人、もとい鯉登少尉の初登場時は奇抜な眉毛が気になりつつも猿叫やら動作やらのほうが奇妙過ぎて気にならなくなってました。
終盤の成長っぷりには感動しました。

少し余談なのですが、原作でもアニメでも映画でもずっと好きだったのが、杉元の”アシリパさん”呼びですね。
恐らく干支一周分くらい歳が離れているのに、さん付けで呼んでいるのは相手への敬意もあると思うのですが、そういった表現を年齢や性別などにかかわらず表せるのは本当に育ちがいいのだろうなと思いました。

SNSを見ていて『ゴールデンカムイ展』が開催されていることを知ったのですが、気づいた時には新潟で最終開催がされていて、突発的に新潟まで行く胆力もなければ休みも取れなかったので、残念ながら見送る形となりました。
もっと早くに知っていれば、作品に触れていればと悔いていたのですが、なんとか図録は事後通販で購入できたので及第点でしょうか。
グッズもまだ在庫があったので検討したいですね。アニメイトさんでもまだ売っていたら購入したいです。

映画のブルーレイも無事予約。
アニメのブルーレイも全巻購入できたので大変満足です!

10月には続編がWOWOWにてドラマ化!
先日はとうとう鯉登少尉のキャスティングが発表され、再現度に感激いたしました。
作品に触れるのがだいぶ遅くなってしまいましたが、今でもこうしていろんな形で作品が続いてくれて、新参ファンにはありがたい環境であります。

これからも『ゴールデンカムイ』という作品が、多くの人に愛される作品でありますよう願っております。
そしてそのうちの一人に自分も加われていれば幸いでございます。


ここまでお読みいただきありがとうございます。
初めて書き出したもので、拙く読みづらい部分もあったかと思います。
もしまた機会がありましたら今より使いこなせるよう精進いたします。
なので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。


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