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魅力度そこそこ!私がオススメする秩父のちょっとディープな観光スポットの話。
前回、秩父の大雑把な魅力を紹介しました。数年前、似たような文章を書いてたのですが、見比べると熱の量が段違いです。大雑把すぎます。伝わりません。
今回は予告通り私がおすすめするちょっとディープな秩父の観光スポットをご紹介。流石に熱が入りますよ。
以前魅力度0の観光スポット紹介書いたら全くスキが付かなくて流石に反省したので、そこそこ魅力あるスポットにします。無能吊り橋とか紹介しません。流石に無くなったかなアレ。
1.城峰神社
そこそこマイナースポットです。もちろん知っている人は知っています。
城峰神社は、城峰山山頂付近にある神社です。
県道234号線から一本舗装された林道を走れば着きますが、いかんせん道も地味で分かりづらいです。
県道37号線沿いには城峰神社の鳥居があり、こちらの方が表参道になりますが登り切ったあたりで今の所通行止めです。神社に行けません。大人しく分かりづらい方から行きましょう。
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城峰神社も三峯神社と同じく、狼信仰の神社です。
近くにキャンプ場もありますが、その立地上、人は少ないです。というか、神社にも常駐している人はいません。
そんな魅力無さそうな神社をお勧めする理由がコレ。
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この辺り、山奥に見えて、山奥でもないです。この方角にはまだまだ人がいっぱい住んでます。しかし、その人のいる世界を里山が見事に隠してしまうのです。
初めてこの景色を見たのは日も落ちた黄昏時でした。夕靄に現れた幻想的なこの山の波に得も言われぬ感動を覚えました。
一応、私は秩父に関する本をいくつか所持していますが、この景色を載せる本もチラホラあります。
雲海や武甲山、芝桜なんかも秩父を代表する景色ですが、ここはまさに通好みの景色です。
2.九十九神社
九十九神社は140号から一本、大血川渓流観光釣り場への道に入り、少ししたら着きます。
結構マイナーな神社です。
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この神社、道沿いにあって、道沿いに面していません。上の参道を行くと大きな岩の裏手にあります。
なので道からは見えません。鳥居すら見える場所にありません。
この神社の魅力…魅力と言っていいかは分かりませんが、御由緒をお話ししましょう。
まず上にも出てきた大血川。この神社の下を流れる激流です。この名前の由来は諸説ありますが、その一つが日本三大怨霊に数えられる平将門伝説。
平将門が朝廷に討たれたころ、妻の桔梗を含めた九十九人の侍女がこの先の大陽寺に潜伏していたのですが、平将門の死を聞くと彼女たちは断崖からこの川へ身を投げ打ったそうです。
川は赤い血で染まり、その光景からこのおどろおどろしい名前が付けられたそうです。
まぁ、この辺の伝説あちこちに散らばってるので信憑性は薄いです。
そしてこの神社はお察しの通り、この地で亡くなった九十九人の侍女を祀る神社なのです。
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そんな伝説があり、立地もなんだか寂しい場所ではありますが、すごく大事にされてるなって印象でした。
こういう場所、すごく好きなんです。静謐で、どこか寂しいけど、温かいみたいな。
それだけです。
3.栃本集落
栃本集落は旧大滝村にある集落の一つです。二瀬ダムの交差点を三峯神社じゃない方に行くと着きます。
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運転初心者の顔が青くなるような道幅と高度感の先に、その集落はあります。
山肌にへばりつくような集落はまさに天界そのもの。こちらもまた、息を飲む絶景です。
かつては秩父往還の関所もあったので、ちゃんと関所跡もあります。
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ちなみにこの集落を突き抜けると大滝ダムの先に抜けるので、たまには栃本集落から山梨方面向かうのもありです。
存分に高所の狭隘路にヒヤヒヤしてください。
4.ダリア園
場所的には秩父じゃなくて小鹿野です。毎年秋頃、両神山の麓で開催される関東一の(この辺正直で好き)ダリア園です。
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そこそこ広い園内には色んな色や形のダリアが咲き誇り、なんだかとっても賑やかですが、私が行くとどちらかといえばお歳を召した方々が多いんです。
もっと若い人とかファミリー層にも知られなさい!芝桜も良いけど、こっちもいいぞ!
これまで花にさほど興味を示さなかった私ですが、このダリア園は種類の豊富さから見飽きることも無く、私はここで花の魅力を知ったのです。
毎年秋には必ず行って同じような写真をいっぱい撮ってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721993400108-pMId193qQH.jpg?width=1200)
その種類の豊富さから一枚一枚写真を撮ってたら一時間くらいあっという間に飛びます。蝶や蜂なんかと一緒に撮ろうとしてたらもっとかかります。
存分に写真の腕を磨いてください。
5.後藤商店の猪汁
紅葉の名所として知られる中津川渓谷。
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この時期になると、道沿いにある軽食屋さん、後藤商店がオープンします。
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名物はなんと言っても猪汁。うどん入りのものも大人気です。
野菜!って感じで入ってる種類豊富な野菜に柔らかな猪肉。中央に乗っている辛味噌が抜群のアクセント!
この辺りは山奥だし、渓谷だし、もうすっかり寒い時期だし、ここ日陰だし、冷えます。
そんな冷え切った体に熱々な野菜の旨みたっぷりの野趣に溢れた猪汁!色づいた紅葉を見ながらかっこむ訳ですよ!
かぁ〜っ!たまんねぇ!!
早く秋にならないかなぁ。
6.ほんとのインド料理とカレーの店
秩父でご飯を食べるなら?
安田屋のわらじかつ丼?
乃さかの味噌豚丼?
いいですね。どちらも並んででも食べたい名店です。開店前から連日行列作ってる秩父では外せないお店です。
しかし、もうちょっと踏み込んでみましょう。
そう、ディープで摩訶不思議な空間に…
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140号からちょっと外れた場所にそのお店はあります。「ほんとのインド料理とカレーの店」です。
店名がやべぇ。もうそそる。
そして写真見てください。ツッコミどころ満載です。
月曜から日曜まで休まずカレーの日です。他のご飯食べさせてください。
小峠っぽいインド人が「ナンて日だ!」って言ってます。言わずもがなカレーの日です。
左はみぃちゃんです。えっ、ご存じ無いのですか!?あのみぃちゃんですよ!?
早速入店してみましょっか。
まずいきなりインドっぽい雑貨に囲まれます。それとみぃちゃんの好きな鯉のぼりがインド風の店内の良いアクセントになってます。これが調和です。してねぇよ。なんだこの異空間。
入り口から席が見えないので少々不安になりますが、早速インド人の店員さんが迎えてくれます。っていうか店員さん全員インド人です。看板に偽り無し。これは美味しいインド料理が食べられそう。
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メニューはもうみぃちゃんでいっぱいです。みぃちゃんファンにはたまらないですね。
とりあえず今日はバターチキンカレーにしましょう。カレーといえばラッシー。ここはトロピカルなマンゴーラッシーで更にインド感増していきましょう。
まずはお冷と、サービスのとろみ付きコンソメスープ、大根の漬物、あと「これ、サービスのオレンジジュースです」あっはい。マンゴーラッシーも来た。「これサービスの苺のお茶」
テーブルの上、頼んでないサービスのドリンク類ばっかだ!!
まぁ、いいや。オレンジジュース飲も。
…っていうかこれ、マンゴージュースだ!
オレンジジュースって言ったじゃん!マンゴーラッシーいるかこれ!?
あー…好き。
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カレーは本場の味。めちゃうまです。甘口からインド辛まで5段階の辛さで選べます。インド辛ってなんでしょう。向こうの標準的な辛さ?今回は3段階目の辛口にしました。「大丈夫?辛いよ?」って言われました。
ギリギリ美味しく食べられる辛さです。辛いもの食べたい時はちょうど良いくらい。そっから先は想像したくないです。
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おススメはチーズナン。この中にものすごい量のチーズが入ってます。ただし、一人で食べようとするとかなり腹に溜まります。お腹をいっぱい空かせて挑みましょう。
お会計時、帰りにお土産まで貰えます。
サービス精神旺盛。ありがたく頂戴しましょう。
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いかがでしたでしょうか?
秩父に観光に行く人はよく「行ったけど、正直どこ回ればいいかわからなかった…」って方が多いです。
それじゃ勿体無い!
ってことでとりあえず思いついた秩父のディープスポットを挙げてみました。
今回は楽しめそうなところありましたよね?
ほいじゃスキを押して、明日は秩父に旅行してみてください。きっと素敵な旅になるはずです。
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