のびた|てく学者

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てくてく歩きながら学ぶ『てく学』をテーマに投稿|座右の銘:日常を鑑賞する|Podcast:てく学Radio👇 https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%A6%E3%81%8F%E5%AD%A6-radio/id1638608737

最近の記事

茅ヶ崎の第一村人を発見した話

茅ヶ崎に引っ越してから最初の週末、とある本屋さんでの出来事。 その本屋さんは、一棚オーナー制という制度で、街の住民が一棚だけ所有して自分の好きな本を販売している。 「話せる本屋」という看板を掲げていたため、「誰かと話せると良いなあ」ぐらいの軽い気持ちで行ってみた。 すると、ありがたいことに店主代理の店番の人と話が弾んだ。 僕「今週引っ越してきたばかりで...!」 お店番の方「そうなんですか?!茅ヶ崎おもしろいところいっぱいありますよ!」 うんぬん。5分ほど話し込んでい

    • 小人が家具だった話

      「街中に小人が見えたら、それって希望じゃないですか?!」 ダンサー兼振付家のasamicroさん(@egglife_asamicro)とのお散歩中に発された言葉。 僕の目は、おそらく点になっていたのではないかと思う。 そして彼女の表情を目の当たりにして、 点になった目がさらに半径の絞られた小さな点になった。 あまりにも真っ直ぐに、目を輝かせていた。 まるでそこに希望が溢れているかのように。小人が見えているかのように。 「この人、本気で言っているんだな...」 どうや

      • 絶滅危惧記憶を保護する

        小学校時代、クラス替えをして2日でクラス全員の名前を一人残らず記憶した。 中学校時代、受験2日前の最後の授業で歴史年表の時系列が全く頭に入っていないことが発覚したが、僕は2日間で2000年分の歴史を暗誦できるぐらい丸暗記した。 いつからだろう。子どもの頃は人並みならぬ記憶力を携えていた気がするが、物覚えの悪い体質になった気がする。 別に生活に支障をきたすほどでもないから放っておいたけど、昔の話を楽しそうに語って笑う友人を見て、自分の頭からこぼれ出て、思い出すことができな

        • #夢ハラ 〜『夢』という言葉を軽くしたい〜

          なんだか物騒なタイトルを付けてしまいましたが、穏やかに“将来の夢”について話したいと思います、、😅 “夢があっていいね”記憶は定かではないのですが、高校(?)の頃辺りから、よく人に「将来の夢がないんだけどどうしよう?」と相談されます。 僕自身が割と早くからなんとなく“やりたいこと”を持っていて、やたらと人に話して回っていたからかもしれません。「面白そう!」「ワクワクするね!」と聞く人もいれば、「いいなぁ夢があって」「自分にはそういうの無いんだよね」と返す人もいました。そし

        茅ヶ崎の第一村人を発見した話

          ぼくの夏休み

          夏休みをもらって、幼馴染と長瀞へツーリングしてきました。かき氷食べたり蕎麦食べたり夏野菜カレー食べたり、また一回り大きくなりました(精神的にではなく物理的に) 人生初のラフティングをしたのですが、その時のガイドのティキ(本名を忘れたのでティキっぽいからティキと呼びます)の生き方に、なんとも感銘を受けたので、忘れないように書いておこうと思います。 ティキは常に自然に身を浸している、森の中から飛び出してきたような野生感たっぷりのネパール人で、3ヶ月に一度ぐらい日本にやってきて

          叫ぶ者、忍ぶ者

          朝5時の井の頭公園。 鬱蒼とした森林はどこかアマゾンの奥地に見えなくもない。 水のように薄いハイボールでは酔いが回るはずもなく、とぼとぼと吉祥寺の実家へ帰宅。 酔っ払うはずもないと言いながらこの時間にFacebook投稿するのが、何よりも酔っ払っている証拠である。 情熱が高まれば高まるほど、「なぜ生きるか」の解答が難しくなる。 タクシー全然来ない。余命1日の小説家。

          #ブレスモ 〜概念が良いねん、第3弾〜

          最近、概念開発にはまっています。わりかし自分はそっちタイプのプランナーを目指すべきなのではと思い始めています。「100年後にも残り続けている企画を立てたい」と豪語していたのですが、どうやらそこらへんにルーツがありそうです。 プライベートで出してるのは、ひとつ目が 転職が当たり前になりつつある時代に、社員を執拗に会社に引き留めようとする #職縛 (しょくばく) ふたつ目が早朝出勤よりさらに早く出勤する #超朝出勤(ちょうちょうしゅっきん) 続く3つ目は、タイトルにある

          #ブレスモ 〜概念が良いねん、第3弾〜

          超朝出勤(ちょうちょうしゅっきん)はじめました

          今年に入って割と朝型生活を意識して、早朝出勤(※通常の出勤時間の2時間ほど早く出勤すること)をしていたのですが、最近 #超朝出勤 (※通常の出勤時間の4時間ほど早く出勤すること)に切り替えています。 早起きは三文の徳、超早起きは十文の徳です。 なんの説得力も持ち合わせていない僕ですが、朝活動する幸福感を書き記してみたいと思います。 超早起きのメリットを一言で表現するなら、「うあおおおお、気持っちいい、なんかもう勝った気がする」という気分になれることです。まだ何も勝っていな

          超朝出勤(ちょうちょうしゅっきん)はじめました

          僕の父は15歳

          僕の父親は、多分15歳ぐらいだ。 毎年夏になると虫取り網と虫カゴを斜めに掛け、夜の公園へと飛び出していく。あとメダカ獲りも。 まだ僕が実家にいた頃、会社から仕事を持ち帰って家でパソコンを叩いていると、夜中の2時ごろに父が帰ってきた。あまり酒は飲まないから、きっとあれだろう。 予想通り、父はホウオウが現れたと自慢げにスマホ画面を見せてきた。カブトムシといい、メダカといい、収集癖のある父だ。ポケモンGOにはまるのには時間が掛からなかった。そして父はPPAPを歌いながら「おおー

          「慣れ」に戦争を仕掛ける

          本日から、飯田橋の新居にて新生活が始まりました! 学生の時にカナダに2年間留学していましたが、その時よりセンチメンタルです😢 引っ越し初日に思ったのは、「新しい家=とにかく不便!」 <不便リスト> リビングの入り口に段差がある 収納がない 風呂と洗面所が一緒 シャワー掛けの位置おかしい シャワーのホースが洗面台とぶつかる 風呂の栓がどうやってもはまっちゃう キッチンの引き出しがない 生活に不便を感じながら思ったことが2つ ①これまでの生活にも不便あったはずなのに見過ご

          「慣れ」に戦争を仕掛ける

          のびたの中ののびたになる

          本日25歳になり、生まれてから四半世紀を迎えました。 21〜24歳までは、あまり誕生日なんてどうでも良いと思っていたけど、なんとなく今年は特別な気がしています。 昨年までは「今年は良い年になればいいなあ」ぐらいの願望を思っていたのですが、この歳は具体的に良い年にしに行きます。 そして、25を機に、長年お世話になった吉祥寺先輩から独立し、引っ越すことになりました。(新生活シーズンより一足お先に2月3日から新生活) 新しい居住地は飯田橋です。 理由は2つで、 ①今年は

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