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専業主婦の恐ろしさ

私は大卒後からずっとフルタイム勤務で、産休は取ったけど育休は取っていない。だから、専業主婦批判とかは喧嘩売ってるようなものなんだけど、まあ、ケンカを売るわけです。
ちなみに夫は無職で、ゴミ出しと夕飯作りと食器洗いと風呂掃除と洗濯担当。配偶者が家のことをやってくれると、急な残業もできるし、外食や中食に頼らず済んで、栄養バランスや食費の削減に配慮できるメリットはしっかり享受している。専業主婦も、家計や健康にしっかり貢献している方がほとんどで、今から語る恐ろしい専業主婦は、多分レアケース。

その1:食費無駄遣い系
3人家族で食費が月に50万円。高級スーパーで無添加やオーガニックこだわった食材を大量に調達し、大量に食べさせる。食品ロスもすごく、生ゴミの量は一般家庭の2倍以上ある。

その2:趣味無駄遣い系
3人家族で4LDK賃貸住まい。一部屋は温室として冬はエアコン常時運転で蘭などの珍しい植物を育成中。玄関先に飾る季節の鉢植えなども欠かさないし珍しい種類を大量に買う。植物スケッチを習うお稽古料や、教室の仲間との付き合いもなかなかの金額。

どっちも職場の上司だった人の話。
上司たちは高収入。でも、こうして浪費する家族がいるので、常に毎月の赤字をボーナスで補填する自転車操業。
高収入だからある程度は使って良いのだけど、限度ってものがある。上司たちも、職場の予算管理やリソース管理はできるのに、家計は奥様に丸投げなのだろう。

専業主婦でなくても、稼いでもそれ以上に派手に使う人、アパレルや保険外交のように給与より持ち出しの方が多いブラック企業勤務、という人もいるだろう。
でも、私は敢えて専業主婦の問題を指摘したい。
暇だし、お金もあるから使う。穀潰しとしか言いようが無い。
少しでも働いて、お金を得る大変さを知るべきだ。
そして、リテラシーを身につけて「無添加」に過剰に期待するのもやめた方が良い。あの業界はふっかけるほどに売れる構造になっているのだから、端的に言って詐欺だ。無添加であることを検査機関が保証するわけでもない。こんな安い物語に騙されるようでは、この先もいくらでも騙される。
見栄の消費が残らないことも自覚すべき。サラリーマンだって誘われた飲み会の全てに付き合うわけじゃない。お稽古仲間やママ友とのランチやお茶はたまに断ったら良い。参加しないと悪口を言われるような会なら辞めちゃえ。