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「もう大丈夫!」が命取り

今日畑に行くと、順調に生育していたミニトマトが暑さで萎れていました。

「もう大丈夫!」
「マルシェに出せるぞ!」

と思っていた矢先だったので、
野菜というのは本当に分かりません。

ただ、心のどこかでもう大丈夫と思ってしまった自分にも原因があると思っていて、
この安堵感が、ミニトマトを感じようとする心を失わせてしまっていたのだと思います。

もう大丈夫と思った瞬間に、
ミニトマトのことを見なくなるのです。

気を向けなくなるので、
その後、ほんの僅かな変化があったとしても、
何も変わっていないと認識して、
素通りしてしまうのです。

感じようとしなくなった瞬間に、
ミニトマトのSOSにも気づけなくなります。

驕りがあったわけではありませんが、
挑戦していなかったな、
守りに入ってしまったなと思います。

人は、守りに入った瞬間に、
自意識が大きくなります。

自分や自分に関連することに意識の矛先が向くので、
周りに意識が向かなくなります。

既得権益などもそうで、
自分の利益を優先するために、
新しい風を排除しようとします。

ただ、誰しも意識をしていないと、
もう大丈夫だと思ってしまい、
自意識過剰になってしまうので、
常に挑戦する姿勢、
毎回が挑戦であると思って、
畑に向き合い、自己と向き合う必要があります。

これは、とても苦しいことですし、
怖いことでもあります。

一瞬の判断が命取りとなり、
失敗の恐怖が脳を支配します。

ですが、そこと向き合わない限り、
自己が分離して、空しくなるだけなので、
そうならずに、表と裏を両方見る。

綺麗な部分だけではなく、
ドロドロした部分も見せていく。

挑戦し続けるプロセスを見せていきたいと思います。

それでは、また!


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