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『遥かなるアユタヤ王朝』:東南アジア旅行記 3日目(11/24)①

「インターポールが重い腰上げたなぁ」
(CV:山田康雄,出典:『カリオストロの城』)

ってな感じで、インターポールではありませんが、ずーっと止まっていた旅行記を、またぽちぽち書いていこうかと思います……。

雨続きのうちは、「なんかカラッとしてくれないと、東南アジアの気分じゃないなあ」なんて言い訳して
暑くなったらなったで、普通にだらけてしまっていたので、ここはえいやっと。

https://note.com/nobinobi_aoba/n/nc21baacd02cd(前回の記事)

ということで、ようやく電車はアユタヤへと到着しました。

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もしも、この記事を読んでからアユタヤへ訪れる方がおりましたら、注意して欲しいのは、
駅を降りてからすぐに自転車を借りてはいけない
ということです。

アユタヤは、非常に自転車で回るのに良いところです!
寺院が自転車で回れる範囲にあり、勾配は少ないため、気持ちよくサイクリングを楽しみながら、異国(の中でも、さらに独特の歴史を感じられる土地)を味わえます。

が!
実は駅から主要地域に行くには川を一本挟んでいるのです。
そのため、自転車などは川を渡ってから、レンタルするのがオススメです。

と、いうことを、駅に着くなり同行人に教えてもらい、トゥクトゥクやレンタサイクルの誘いをガン無視し、ずんずん前へ。

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こんな感じで川を渡ります。
船は時間で出るわけでなく、一定の人数が集まったら出航する?のかな?
電車から降りたお客さんが、ある程度集まってきたタイミングで乗船しました。

下船後、すぐにレンタサイクルがありました。
もしアユタヤへ訪れるならば、ここで借りるのがよい、気がします。
僕らは、「船のそばは少し高めの値段設定なのでは?」と勘ぐり、少し前に進んだところ、アユタヤへ移住したフランス人の方がオーナーのカフェ(店名は失念……)でお借りしました。

すると、なんと

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相模原の防犯登録が。
どんなご縁でここにたどり着いたのだろう…。

そのあと自転車に乗って、観光誌にもオススメされているコースにある程度のっとり、クメール式仏塔が有名(なんのこっちゃ…)なワット・ラーチャブーラナ(どこやねん…)へ向かった、の、ですが

ふらっと道沿いにある史跡がもう面白い!
思わず足を止めずにはいられませんでした。

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こんなのが、町の公園みたいな感じでいたるところにあり、しかも観光誌にも載っていないなんて…!

思わず、楽しさに身を任せてひょいひょいと回っていたら、同行人の様子がおかしい。
どうやら、タイパンツが破けたそうです。

あとで調べたら、タイパンツは股が非常に破けやすいそうです。皆さんもくれぐれもお気をつけください。

そしてワット・ラーチャブーラナへ。

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とても大きな史跡です。

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アユタヤは、ビルマ軍に侵攻され、終焉を迎えた都市。
ということで、その時崇拝の対象だった仏像は、破壊されてしまっているんです。
ある意味、ダークツーリズムにもあたるのでしょうか。

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ここは、塔の上にも登れます。
王朝が陥落したのが、1767年とのことですから、当然自然に風化もしていっているでしょうが、ビルマ軍に攻め入られた、その当時の様子をうかがえます。

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そして、友人はスマホを落下し、破損。

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時を超えて、タイパンツとスマホを破壊しにかかる、恐るべし、ビルマ軍の威力ですね。

そして場所を移し、お隣のワット・マハータートへ。
ここは少し聞き覚え、あるいは見覚えがあるかもしれません。この、

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木の根に取り込まれてしまった仏像の頭がある、寺院です。
ここで写真を撮る際は、仏像の頭より、自身の頭部が上にきてはいけないということで(崇拝の決まりで)、注意してパシャリ。

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寺院の中も散策。

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この傾きたるや。

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日差しが強くなってきたので、体調面も考慮して休むことに。
ちょうどお昼の時間になったので、近くのお店へ。

少し戻って、ワット・ラーチャブーラナの向かいあたり、今調べたら「マラコーカフェ」というお店でした。
とてもオシャレな感じで、清潔感もあり、涼しげなお店でした。

ここでようやく手記。

12:13
比較的元気、暑い
アユタヤは凄くいい。風が抜けるし、芝生も多くて清々しい。
壊された仏像と塔は、ビルマ軍の侵攻によるものと、知識は入れてきていたが、果たしてここに訪れてきている人の何人がそれをきちんと理解しているのか。そして自分の理解は果たしてどれくらいなのか、気になった。
たぶん足りてない。

知は、人生を豊かにする。
きっと、昨日のバンコクの寺院も、知っていればもっと楽しめたはず。日本のこともそうだと思う。知らないことが多い、から、知ってもっと楽しみたい。

ご飯が美味しい。
美味しいものを食べると快復する。

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午後からも、またアユタヤを巡ります。

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