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アンダーライブ2020 IN 日本武道館 参戦レポート


「今年こそはアンダラに参戦する!!」


私が2020年の初めに掲げた目標のひとつです。

乃木坂46のライブに参戦し始めて数年。
様々な形のパフォーマンスの楽しさを感じ、多くのメンバーの良さに気付かされたライブという場所。
その中でも特に「感動した!」「熱かった!」という参加した人の感想を聞くことが多かったアンダーライブ、通称アンダラ。

私もその興奮を生で感じたいと思い、今年の初めアンダラに行こうと決めました。


そう思っていたものの、25thシングルではアンダー曲なし。同時に全国的にライブの開催が難しくなる事態の発生。
心の中で「今年はお預けか…」と寂しい気持ちになっていたところに、乃木坂46有観客ライブ再開の第一歩として今回の日本武道館でのアンダラ開催が発表されました。


こうして参戦した初めてのアンダラ。
それがまさか推しが2年ぶりに参加するアンダラになるなんて思ってもいませんでした。

・アンダラという場所
・初めてのアリーナ席
・推しのアンダラ

そんな色んな感情が渦巻きながら心に残ったことを、なんとか年内中に残しておきたいと思い、今回言葉として起こしました。

個人的にバタバタしている中での文章になると思うので、全てについて語ることはできませんが、感じたことをメインに少し記しておきたいと思います。



全員がメインキャスト

アンダーライブに参加して私が1番思ったことが全員がメインキャストと言うところです。

全国ツアーやバースデーライブは全メンバーが参加するライブであり、中々全てのメンバーにスポットライトを当てるのが難しいです。
しかしアンダラは14人と少ない人数でのライブだったので、全員がセンターを務めるなど輝ける、見つけてもらえる場所だと感じました。

人数の話だけではなく、個々のパフォーマンス力がとても高くセンター以外のパートでも各々が存在感を発揮しているなと感じました。


今回私が印象に残ったメンバー・曲で言うと、
れなちさんの長い手足を活かしたダンスはライブという場所で映えていましたし、Do my best を踊る葉月とでんちゃんをみて心にグッとくるものが有りました。
ちまの歌とみり愛のダンスはやっぱり素晴らしく、一段と輝きを放っていたように感じました。


あとは今回初となる座長を務めた、たまちゃん。
彼女らしい明るさを活かした盛り上がり曲から、得意のダンスに表現力まで加わったカッコいいパフォーマンスまで、今回のライブの色を作っていたのはたまちゃんだったと感じました。

曲以外のMCでは初日こそ緊張しているのが伝わってきましたが、次第に自分らしさを出して、アンダラにかける思いを聞けたのに、とても成長を感じました。

彼女がVTR中に言っていた、
「センターでも頑張り方は同じ。でもセンターは全員に納得してもらわないといけない。」
といった言葉を聞いて、彼女の強い覚悟と日頃の頑張りを感じて、心が熱くなりました。



今回のアンダラは1ヶ月以上前から準備を始めたともいっており、アンダラならではの全員で1つのものを作り上げる感が、学生時代の文化祭体育祭や部活動を思い出させるような熱さがあり素敵だなと思いました。

今回は全公演配信ライブも行なっており、より多くの人に、より手軽にメンバーの活躍を見ることのできる機会にもなっていいライブだったと思います。




聞こえてくる熱気

ここからはDAY2に現地参戦した私が感じたことを過ごし話したいと思います。

ライブとして初めて訪れた日本武道館。
以前訪れた際は大きな会場だ…と思っていたのですが、そこにステージセットが建つと、ステージと客席の距離が思ったより近く興奮しました。客席を含めた会場全部が1つのステージのように感じました。

中でも私は初めてのアリーナ席。
これまでも大きなステージだと感じていましたが、目の前にそびえ立つステージの迫力に、会場を入った瞬間からワクワクしていました。


そして始まるライブ。

10ヶ月ぶりにその身で感じたOVERTUREの振動は、体全身を震え上がらせるものでした。

この状況下、声の出せないライブではありましたが、ピタッと揃ったスティックバルーンの音、色とりどりのサイリウムの色で会場が満たされる瞬間は熱く心に込み上げてくるものがありました。


ステージ上で右に左に移動するメンバーをしっかりと見て楽しめるアリーナ席の素晴らしさも感じました。

下から見上げるそのいつもと違った景色は、よりライブに参加している、と感じることのできた大切な思い出となりました。


私が現地参戦して最も印象に残ったのは『ブランコ』→『不等号』→『日常』のパートです。

アンダー曲らしい重みのある音の響く3曲で、会場で足元からその振動に揺らされる瞬間、「あーライブやってる〜」と心の底から感じました。

ステージ上での演出もたしかメインモニターは使わずに、生でパフォーマンスするメンバーの姿だけで魅せるその迫力が会場のボルテージをまた1段と上げていたように感じました。

その3曲のラスト『日常』は圧巻のパフォーマンスで、カメラワーク、照明、演出、観客の熱気、すべてが一つになって押し上げるその会場を支配する時間がたまりませんでした。

声は上げられませんでしたが、その1つになってサイリウムをHey!で上げるのを見ていると、熱い声援が聞こえてくる感覚がしました。



久々の会場でのライブ。
初めてのアンダラ。
そして初めてのアリーナとなった今回。

現地で見た色とりどりのサイリウムを見て、こんなにも色んなメンバーを推している人がいるんだなぁと感じて嬉しくなりました。どのファンもメンバーに応援していることを伝えようと、それぞれの色のサイリウムに誇りを持って振っている姿が素敵で大好きだなと思いました。

そんな人達がピタッと色を揃える瞬間もまた最高の空間だったと感じました。君僕のピンク、嫉妬の赤、風船の白、日常の青…一度はメンバー側から見た景色も見てみたいです。


足元から全身を震わせる生の音
ステージから迫ってくる覇気

それに包まれる空間は「最強」そのものでした。

また絶対参加したい、そう思えたアンダラでした。




そのままの心

最後に私の推しメンである北野日奈子ちゃんのことについて書いて終わりにしたいと思います。


「思いが置いてけぼりにならないように」
そう彼女が心に決めて望んだ今回のライブ。

最終日のMCでも言っていたように、
「何から向き合えばいいか分からなかった」
そういう状況でのアンダラでした。

前作までは選抜メンバー、昨年には福神まで務めた彼女ではありましたが、今回の選抜落ち。

整理しきれないほど湧き上がり揺れた思いの中から、何が本当の気持ちなのか、どんな想いでパフォーマンスすれば良いのか、そんな気持ちを確かめるライブでもあったと思います。


そんな中ライブ前に彼女が口にした「思いが置いてけぼりにならないように」という表現。

体と心がチグハグになり空回りする同じような表現で、「気持ちが先走らないように」というものがよく使われます。

ただ今回その表現を使わず、彼女らしい表現を使った理由がライブをみて何となく分かった気がしました。


アンダー、日常、そして他の曲も。
3日間その日ごとに、違った色を魅せてくれました。

初日の『アンダー』は最後に微笑みを浮かべ、目の前にした多くのファンに見ててもらえる幸せを表現するかのように。それ以降は、アンダーとして前を向いて進もうとする強い気持ちのこもった表情を。

『日常』は日を追うごとに彼女の内側から解放され溢れるパワーが増していき、最終日の自信に満ちたような、力を見せてやる!と叫ぶような、そんな笑みに震えが止まりませんでした。

君僕の仲間を想う優しい笑顔も、全身で表現する嫉妬の熱い感情も、口ほどにもないKISSで見せるとびきりの笑顔も………。

このライブの全てに彼女の「いま」が詰まっていた、
まさに「ライブ」だったと思います。



自分が心の中で思っている感情でも、言葉にするのが難しいことはあると思います。どんな感情なのか掴めない、言葉に変換できない、伝える勇気がない……などなど。

心の奥に確かに存在するその気持ちを、楽曲という門をくぐらせることで、言葉でなくパフォーマンスという形で届ける。そんな方法を取ったのが今回の彼女なんじゃないかと感じました。


心の整理をして、それを表現する形じゃなく、
ステージに立って自然と湧いてくる感情を
拾い上げてパフォーマンスとして届ける。
同じ「気持ちを表現する」という方法だけど、
より素直で本当の、心の中に存在する気持ちに
向き合い気づくことができる方法だと思いました。

そんな彼女の「そのままの心」を映したパフォーマンスは、形作られてないからこそ、私の心に直接伝わり、内側からその広がりを感じることができました。



これからも彼女が連れて行ってくれる心の居場所のひとつひとつを楽しみながら、感謝しながら過ごしていきたいと思います。

この状況下ではありましたが、こんな機会にアンダーライブに参加できたことはとても大きな財産になりました。ありがとうございました。




過去の持つ意味

先日12月27日に北野日奈子1st写真集『空気の色』発売から2年が経ちました。大切な宝物です。

その巻末のインタビューに書かれている、
「人は過去を変えることはできないけど
過去の持つ意味を変えることができる。」

という言葉が好きでいつも心に留めてあります。

そんな写真集の発売から2年。
状況は違いますが同じアンダーという場所に立たされている北野日奈子ちゃん。

そんな彼女がこうして今の事実を受け止め、その過去に少しずつ意味を浮かび上がらせているように感じます。


壁を乗り越え目の前に最高の景色が広がったとき、
色付けられた彼女の歩いた道を振り返るのを楽しみに、
いまを一歩づつ歩んでいきたいです。




* * *



今年も今日で最終日。
年々早く感じる年の流れが一段と早く感じた1年でした。

でも中々会えない分この1年で個人的な想いはとても大きく成長したように感じます。

3月にこうしてnoteを始め、少しづつ気持ちを形にする作業をして、言葉にするのは難しいなと感じました。

でもそんな中、自分の中でスッとくる言葉や表現を見つけた時はとても楽しく、良い機会になっていたと思います。


最近は身の回りのことが少し忙しくバタバタとしており、なかなか新しいものを書くことができていませんが、いろんな人が読んでくださったり、スキしてくださったりすると、「また書こう!」と思わせてくれます。

こんな1人の一意見ですが目を通してくださり本当にありがとうございます。

駄文ではありますが来年も少しづつ更新できればと思いますので何卒宜しくお願い致します。



それでは良いお年を。

来年も素敵な1年になりますように。

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