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信貴山の虎に祈る

2021年12月。
個人旅行半分+仕事要素もありの大阪行き。
とは言え今回の目的地である信貴山は一応奈良県所属だ。
信貴山には虎だらけの寺、朝護孫子寺があり有名観光地なのだが
まだ疫病禍ムードは色濃くどこか物寂しい。
その日が平日だったということもあるが2021年は阪神タイガースが
その歴史上、3本の指に入るであろうv逸をやらかした年で
寺の境内を賑わせる黄色と黒の模様がなんともむなしく見えたことも
より寂しい気持ちにさせられた(←阪神ファン)

秋ごろに年末にはここに来ようと考えていたのだが
その時はあわよくば優勝祝いも兼ねてというスケベ心もあった。
実際には秋口には優勝はかなり危うい感じだったのだが・・・

金属性巨大張り子の虎を予想の範疇とはいえこんな気持ちで拝むとは。
ここは気持ちを切り替えて2022年の優勝祈願の神頼み(ここは神ではないが)させてもらうことに。

今これを読まれている方は当然ご存知でしょうが2022年も優勝しません。
あまつさえ22年当時、既にチーム力が上がってるにも関わらず
監督がなぜか神(仏?)に傾倒してしてるのを隠そうともせず
言動があれ?って感じになり開幕9連敗その後さらに6連敗(だったか?)
まさに地獄。
これもすべて前年半端な気持ちで虎に祈ったせいか?

さて、これを書いている現在が、その2年後の2023年12月。
祈りというのは別に次の年にかなうものではない。
今はほんとにあの時虎に祈っておいてよかったと思っている。

話を2021年に戻せばプロ野球も客を入れてフルシーズン行われるようになり
全世界的疫病禍もそろそろ夜明けが見えつつある空気になっていた。
2023年の現在と明らかに違うのはこの時泊まった大阪中心地の宿泊費、
今現在ではかんがえられない激安であった。

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