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親バカなみかんの話。

「千両みかん」という落語の話があります。

重病と思いきや、みかんを食べたくてとこに伏せている若旦那。どうしても食べたいという若旦那のわがままを聞く父親である旦那様のいいつけで番頭が街中探すことに。問屋街でみつけた季節ハズレのみかんを1個見つける。その値段は一個千両。一ふさ百両。三ふさ3百両。しまいに番頭、3ふさもって逃げるというオチ。

これはざっくりと素人の自分が要約したお話なので詳しく知りたい方は、YOUTUBEでご覧ください。


そういえば最近スーパーでも「みかん」を見かけなくなったなと。

ポンカンやデコポンは見ますがみかんは見かけない。

でも娘がみかんを食べたいという。

デコポン、ポンカンではなくみかんがいいという。

デコポン、ポンカンも甘くて美味しいと思うのだが、娘はみかんの方が食べやすいのだろうか。

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ふと「千両みかん」の話を思い出し、かわいい我が子に千両のみかんを買ってあげる親の気持ちを少しだけわかったりして。

まったく親バカな馬鹿な親ですが。


今朝もご飯を食べずに、みかんばかり。

この間は、「今日はみかんを食べたから、う◯ちがいっぱいでた!」なんてみかんを整腸剤の代わりにしてるかと思いましたが。まあ体にはいいからいいのですが。


今の時代、どの季節でも冷凍物とか、輸入物とか探せばあるのでしょうが、みかん農園の息子としてはやはり旬の季節に食べるのが一番かと。もう今季のみかんは終わりましたが、また今年の秋を待ちたいと思います。




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