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マシュマロと写真。

 家族旅行の一コマだし、記念の一つにと思いながらこの写真を撮ったが、写真をいざ見返しても、このマシュマロを焼くという文化は自分のメモリーには無い。

 前に社員旅行でバーベキューをする時に、女性スタッフが「バーベキュー=マシュマロ」という、バーベキューで肉を焼く事が当たり前であるということくらいに、マシュマロを持参していた。

 この時は、本当に驚いた。自分にはそんな文化がなかったからだ。美味しいですよ、と言われながらも食べてみたが、そんなにドヤ顔してどう?と言われるほどではなかったと記憶している。


 いやいや、マシュマロがどうなのかという話題をしたいわけではない。


 自分が魅力を感じるもの、好意をいだくもの、興味をもつものに対してシャッターを押す。画角を考える、ライティングを考える、その後の写真の所在を考えるなどふまえても、やはり自分の中に無い文化を撮るときの虚しさはあるものだ。

 

それはある意味未体験なものなのかもしれないが、自分が良いと思う、そして興味があるものにシャッターを押したい。

 

ふと気がつくと、そういえば昔からマシュマロが苦手だったな、と。

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