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ママの好きな色は何色?

昨夜娘とお風呂に入っていたら、ふとした拍子に呼出ブザーを押してしまった。リビングの方で、「どうしたのー!」という妻の声がした。なんでもないー、なんて言いながらゲラゲラ笑った。

昨日は124年ぶりに2月2日が節分となった。今年は24節気の立春が2月3日のため自動繰上げ的に節分が2月2日らしい。
妻の誕生日が2月3日のため、節分である誕生日が節分ではなくってしまったので、今年はなんだかいつもと違うなと思っていた。

娘に「ママに花を買いに行こう」とけしかけて花屋へ。

店員「いらっしゃい」
娘「ママの誕生日なので花を下さい」
店員「ママは何色が好きかな?」
娘「紫!」
店員「じゃあ、トルコ桔梗とかどうかな?」
娘「うん、あとこれも入れたい!」

と指さしたのが青色のカーネーション。

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そして霞草も加え簡単な花束にしてもらった。ラジオからながれるLISAの「炎」に合わせてを口ずさむ娘。

店員「映画観たの?誰が好き?善逸かな?」
娘「う、うん」

気のない返事をした娘。恐らく善逸でないことは父はわかっていた。まあ映画の話して盛り上がるよりかは、花束ができるサマを見ている方が楽しかったのだろう。

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娘なりのデザインをこめた花束は、ブルーが入ることで紫との配色が大人っぽくも感じられた。甘めな優しさベージュの薔薇をすすめてはみたが、娘は見向きもしなかった。

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ブルーを選んだ所以は、セキセイインコのサファイアのせいもあるのだろうか。妻も頭にのせている。
それを羨ましくも横目にみつつ、シャッターをおす。まだ、自分の頭の上にはのってくれないなと思いつつ。

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今朝日の出前にトイレから、何やらブザー音がする。
ような夢をみたような。

昨晩娘とお風呂で鳴らした呼び出しブザーの音だ。
自分「どうした!」と言いながらトイレに駆けつけた。
妻「大丈夫、何でもない」と言う。


朝日を浴びた花束がとてまキレイだった。

朝食の時。
自分「そういえば、朝がたブザーならしてた?あれは夢だったか?」
妻「あ!ゴメン。夢じゃない。メガネしてなくて、よく見えてなくて、トイレットペーパーがちょうどきれて、ブザー押しちゃって、音がなって、パニックになっちゃって」
娘「ゲラゲラゲラゲラー」


バースデーの朝に、トイレでパニック状態の妻。

今日は節分ではないが、

妻よ、ハッピーバースデー。

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