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美容師の日常のこと

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髪の毛のことが日々、気になります。
運営しているクリエイター

#ブリーチ

カラーリストとして期待値を超える事。

美容師なので時には美容師らしい記事も書きます。見ていただく方の参考になればと思います。 ここ一年くらいカラーもパーマもされていなかったお客様、 今日は明るいオレンジにしつつ、パーマをかけたい。 しかもしっかりとしたパーマを。 髪の毛の状態は健康。ハリコシのある髪質だし、これはいけるかも。けしてのりで「いけるかも」と算段をしているわけではなく、いろんな状況を踏まえつつ「できる」と判断する。 「いけるかも」の「かも」にはやはり不安、心配というものがつきまとうからだ。明る

思わず入れたデザインが企業カラーだったということは今日の反省点にしよう。

今日のサロンワークでも思いがけないお客様がブリーチのオーダーをしてきた。 思いがけないがくると、思いがけないカラーを提案してみたくなるものだ。 そうするとお客様も最後に思いがけない笑顔を返してくれる。 なので思いがけなくなりnoteに書いておく 今日のミキシングメッセージはこちら。 PB 6% 40MIN ROOTS→ENDS ACCSENT - M10 EG6 5:1 3%  ROOTS - N8 M8 MT7 G7 3:1:1:15% 2

こんな時だからこそ

最近始動した、 リモートでの仕事になり、人に会うことがないからこれを機に白髪を伸ばしてみる。目指せグレイヘア! という、いつも来て頂いているお客様とのプロジェクト。 美容師の皆様のお客様の中にもこのような方がいるのでは。 そして、noteクリエイターのなかにもそう考えている方、もしくはもう既にプロジェクト進行している方もいるのかと。 進行方法としては、 ①ハイライトを毛先に増やしていく ②顔まわりのみリタッチする 今回で5ヵ月目。 カラー回数的には3回目。 恐らくプ

キャラクターにフィットする髪の色があり、そして髪の色が個性を引き上げてくれる。

2ヵ月前にブリーチをした大人のお客様。 今日はどうしますか?と伺うと、白っぽい感じがいいと言う。 もう充分楽しんで、今日はトーンダウンかなと思っていた自分が甘かった。 彼女はこう話す。 「カラーを変えることがこんなにも楽しいことなんて、もっと早くからやっていれば良かった。」 こんなにもはっきりと、カラーが楽しいと言ってもらえるとカラーリスト冥利につきるものだ。 「周りからの反応はどうでしたか?」 と質問。 「まず第一声に、どうしたの?何かあったの?」 と言われる