『7月のダークライド』ルー・バーニー(著)加賀山卓朗(訳)
ルー・バーニーどうしちゃったの!? というほどつまらない。『11月に去りし者』が大好きなので全部読むと決めたけど、その決意がゆらいでるよ。これなら『ガットショット・ストレート』の続編を訳してほしかった。
大麻づけの青年が根性焼きされた子供を目撃、気まぐれな善意から福祉施設に通報するも、忙しくて全然とりあってもらえない。子供が頭から離れない主人公は自分で救うことを決意するが…。というお話。
軽薄なハードボイルドというか、ただの力なき正義のお話で、ストーリーは平凡だし、各キャ