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学校の勉強は役に立つのか

学生時代は誰もが1回は「こんなことを学んで将来何の役に立つんだろう」って考えたことあるんじゃないでしょうか。実際ぼくもあって、受験勉強のときなんかは特にそう感じました。

でも今は、その勉強は役に立ったなぁって思ってるんです。

今日はそんな話を少ししてみたいと思います。


まずなんで役に立つと思うのかなんですが、何か1つのことを思いっきりやってみようとか、極めようって思ったときには、いろんな知識が必要になってくるからです。


例えばぼくはコーヒーが大好きで、おいしいコーヒーを巡って世界一周のカフェ巡りをしてしまう位なんですが

おいしいコーヒーを入れるときっていくつか重要なポイントがあるんです。

中でも1番大事なのは数字で計れるものは計ると言う事


なぜならおいしいコーヒーを作ると言うのは科学だからです。職人の勘とか言うものじゃなくて、常に数値化された科学なんですね。そうでないと、なぜこの味が作れるのか説明ができないからです。

それに数値化することで、毎回狙った味を作ることができます。


これはコーヒーの焙煎でもそうなんです。焙煎と言うのはコーヒーを焼く工程の事。焙煎ではコーヒーにどんな成分が含まれていて、熱をどれだけ与えることによって、それが味にどんな変化を及ぼすかっていうのある種科学的に考えて行なっていきます。

ここでまず算数の知識であったりとか、化学の知識が役に立ってるなって感じています。


ぼくにとって身近なコーヒーを例にとって考えてみましたが、これは他の業界でもそうだと思います。

たとえばあなたが音楽が好きで、プロのミュージシャンを目指しているとします。そんなときでも、ライブ会場を借りるお金の計算や、バンドのサポートメンバーにわたすお金、そしてチケット代など計算しないといけないことは多いですよね。

ほかにも、歌詞を考えるためには、国語力が必要になってくるかもしれないし、曲を作るためには論理的思考力も必要かもしれません。(知りませんが)


当時は思いもよらないところで、意外な知識が必要になってくることって意外と多いんです。

ぼくはコーヒーの歴史を学ぶために世界史を学び直したし、最新情報は常に英語なので、英語力も必要でした。そして今後はより正解がなくなっていくコーヒーの世界で、美術史の知識も必要になってくると感じています。(これはおそらく業界に関係ない)


なので、学生の時にこの勉強やってて意味あるのかなって思った感覚はある意味間違っているような気がしています。ぼくの肌感覚だと、思ってるよりも役に立つ時が来るんじゃないかって思ってます。

と言うわけで今回は、学校の勉強は将来役に立つと言う話でした。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

ここでサポートしていただいたお金は、すべてコーヒーの研究費に使わせていただきます。新しい生豆を購入して焙煎や抽出の研究をしたり、新しいコーヒー器具を購入してレビューしたりします。あとたまに美味しいもの食べます。笑