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クラウドファンディングの必勝法

会社員をしながら、副業でコーヒーをやっている奥田です。NO WAVE COFFEEというオンライン限定のコーヒーショップをやっています。


思い通りの味が出来始めてきたので、そろそろクラファンのリターンを送り始めたいなと思っています。支援いただいた方、楽しみにしていてください!


さて今日は、クラウドファンディングの必勝法というテーマで書いていきたいと思います。

僕は9月にクラウドファンディングをして、目標金額120万円に対して130万円以上の支援金をいただきました。(大した金額ではないかもですが、誰かの参考になればうれしい!)

今日はどうやってこれを集めたのか、っていう話をしてみたいんですが
最初に言っておくと、計画とは全然違う方法になったんです。


このnoteでは何度か書いていますが、最初の計画では支援者の割合は「友達が3割、友達の友達が3割、全く知らない人が3割」というデータを信じていました。

それと初日から3日目までで、20%いくと成功確率が90%になるっていうデータもありました。(こっちは割と本当)

それを信じていたので、「とにかく自分は初日の3日間にまずすべてを出し切ればいいんだ!」「そこで友達の支援を集めたら、あとは自動的に友達の友達からの支援が増えるんだ!」そう思っていました。

それで撃沈したのが、クラファン開始してから数日後のことです。笑


全然支援が入らないことに気づいたんですよね。
面白いくらいに全然入りません。

プラットフォームはREADYFORを使っていたのですが、プラットフォームから自然に入ってきて、支援をしてくれる人なんてほぼいませんでした。

途中、注目プロジェクトとかでトップページにも載っていましたが、それでもほぼゼロ。


これはもちろん、そもそものやりたいことであったり、プロジェクトの本文であったり、魅力的でお得なリターンの設計の問題とかも大いに関係していると思うんですが
ここで僕は当てが外れました。


一人一人に支援をお願いするほかない

そこでどうしたのかというと、学生時代の友達から現在の友達まで、とにかく全SNSの友達をリスト化して、DMでお願いしまくりました。

それも自分がコピペの文章送られてきたら嫌だなと思ったので、それぞれ文章を変えて送りました。クラファンの説明とかは全員共通なのでそこはコピペですが、それ以外のところは全部その人宛に送っています。

こんなのどう送っても「お金ください」っていうメッセージにしかならないので、そこは重々自覚しながら
もうみんなから嫌われる覚悟で、必死でメッセージを送らせてもらったのを覚えています。


結局のところ、特に個人のクラウドファンディングは戦略とかよりも熱量の方が大事な気がしています。
何を捨てても、絶対に達成させるっていう気持ち。

とかいうと、ちょっとマッチョすぎますね。いやわかります。ぼくもそういうの苦手なんですが、ここはもう本当にそれでしかない。


そしてこのオンライン、オフライン問わず一人一人頭を下げて丁寧にお願いさせてもらう、というのはどのプロジェクトでも共通の必勝法だなあと思っています。

みんな「こいつはどれくらい本気なんだ?」っていう目で見ているので、基本的には遊びで適当にやっているやつにお金なんて払いたくないわけです。

ただ逆に熱量はそのままストレートに伝わるので、燃え上がっていればそれは意外と人に伝播します。

それが支援となって返ってくるようなイメージです。


当てが外れてからが勝負だった

最初の「友達が3割、友達の友達が3割、全く知らない人が3割」というのが当てにならないことに気づいてから
とにかくメッセージでお願いしまくり、そのあとに飲み会に行き直接膝を付き合わせて別の人にも支援をお願いする。

それをずっと続けていると、だんだんと支援が集まってくるし
SNSの投稿もクラファンのことだけだったので、「あ、こいつ本気なんだな」っていうのが徐々に伝わっていく感覚がありました。

まあ、あとから聞くと全員に「あれは失敗すると思った」って言われるんですが。笑
それでもみんな支援をしてくれました。


今振り返ると、あの当てが外れてからが本当の勝負の始まりで
準備は全部初日の3日間に置いてしまっていたので、何の準備もなく戦うことにはなりましたが
多分そういうものなんだろうなあと思ってやっていたような気がします。(人によると思うけど)


おわりに

というわけで今日は、自分の反省からクラウドファンディングの必勝法について書いてみました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。ではまた。

ここでサポートしていただいたお金は、すべてコーヒーの研究費に使わせていただきます。新しい生豆を購入して焙煎や抽出の研究をしたり、新しいコーヒー器具を購入してレビューしたりします。あとたまに美味しいもの食べます。笑