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自分チョロいと思える感覚が大事

先週の土曜日、渋谷のPARCOに行ってきた。light up coffeeというおいしいコーヒー屋さんが屋上でコーヒーを出しているのだけど、そこで2日間限定で「ラム入りカフェラテ」が販売されていたからだ。

実際に行って飲んでみたのだけど、想像のななめ上をいく味だった。ラムってこんなに美味しいんだっけ!?と思ったくらい。カフェラテに少しのラムときび糖が入っていたのだけど、優しい甘さの中にラムの甘くて複雑な香りがすごい合ってた。

もうそれを飲んだだけで、最高の1日だったって思えるくらいだった。一杯のコーヒーでそんな気分になれるなんて、本当に自分ってチョロいなと思った。


でも、そう思えることって結構大事なことなんじゃないだろうか。

なにをしたら自分を満たすことができるのか、いくつかパターンを持っておくといいのかもしれない。ぼくは嫌なことがあったときには、なにか好きなものを食べることにしている。

できれば普段食べたいなと思っているけど、なんとなく食べていないもの。スタバのケーキとか、コンビニのシュークリームとか。普段あんまり甘いものを食べないので、落ち込んでいる時とか、怒りで煮えたぎっている時とか、それだけでも落ち着く。本当にチョロい。


将来のことでなにか不安なことがあればAmazonプライムで「すべらない話」を見れば、不安なことって大したことないじゃんって思えるし、それでも解決しないようなことは12時間くらい寝ればだいたいは解決する。

自分の内面的な課題も、意外と体調面でクリアできることもある。うつ気味だと思ったら、肉を食べるとか、鉄分を補給するとかで解決したりする。


きっかけはわからないのだけど、ぼくは25歳くらいから無意識に自分について考えるようになった。俯瞰しているというか、客観的に見る機会が多くなった。そんなところでそんな発言するんだなーとか、こういうときは意外とこうなんだな、とか。

そうしていると、だんだん自分っていう黒くてモヤモヤしたものがクリアになってくる感じがする。「敵を知り、己を知れば、百戦殆うからず」っていう有名な故事があるけど、敵は毎回変わってくるけど、自分はいつも変わらない。まさにまずは自分を知ることが基本なのかもしれない。


こんなふうに書くと機械人間みたいに思われるかもしれないが、そうやって自分を理解してしまえば、自分をしあわせにするのが結構簡単だって気づく。

逆に悩んだりしている時間や、不安を感じている時間はあんまり意味がない。その間なにも物事は進まないし、どんどん病んでいくだけだ。ネガティブ思考は一旦ハマってしまうと、その螺旋からなかなか抜け出せなくなってしまう。

人生で無駄なことはないっていうが、悩みだけは本当に無駄だ。

どうしたらよりよくなるかを考え、悩みを課題として認識できるようにしないといけない。そうしないと、永遠とその悩みにまとわりつかれてしまう。

そんな人生が楽しいといえるだろうか。


そうならないためにも、まずは自分の気持ちをコントロールする必要がある。

そしてそのために必要なのが、自分はチョロいと思える感覚なんじゃないだろうか。

ここでサポートしていただいたお金は、すべてコーヒーの研究費に使わせていただきます。新しい生豆を購入して焙煎や抽出の研究をしたり、新しいコーヒー器具を購入してレビューしたりします。あとたまに美味しいもの食べます。笑